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彫漆とは、漆を何度も塗り重ね、表面をケンで彫って美しい模様を出す技法のことを言います。香川県の彫漆は有名で、特徴としては色漆を塗り重ね、彫るところで、例えば緑漆三十回や赤漆三十回などといった風に塗り重ねていき、欲しい色の層まで表面を彫っていくことで漆の色が現れてきて、芸術性の高い絵模様を描けます。漆塗りの中でも最も特徴が生かされた技法で、インテリアとしても広く愛用されており、黒や朱、黄、緑などといった色漆などを何十回も塗り重ねることで、厚い漆の層を作っていき、色漆の層を彫刻し、立体感を出す技法です。
この彫漆というのは約1200年も前の唐の時代に中国で始まったもので、宋、元、明の時代になると盛んに製作され、日本へは室町時代に留学僧や帰化僧などを通して調度品などとしてやってきました。なお、彫漆の中でも朱漆ばかりを塗り重ね、模様を出したもののことを推朱、黒漆のもののことを推黒と呼んでおり、緑漆を塗り重ねたものの上に朱漆を塗り、花を朱漆により、葉を緑漆で彫ったもののことを紅花緑葉と呼んでいます。当時は、彩漆は朱、黒、黄、緑、褐色の5色だけだったのですが、明治時代になってチタニウムの白漆が発明され、白色の顔料と他の色を染めたレーキ顔料によって紫や青、ベージュなどといった中間色も自由に出せるようになったそうです。彫漆の素地は漆で厚い層に塗るため、その歪みに耐えられるだけの頑丈な材料のものを使っています。
その中でも筥類や盆などといったものはあまり重すぎないよう藍胎素地や、乾漆法によって薄くて丈夫な方法が使われていいます。さらに、素地表面に色漆を塗り重ねていく場合は、出来上がった状態をはじめに想定しておき、篦塗り→刷毛でむら切り→乾燥→研ぎというのを何度も繰り返すのです。漆を一気に厚く塗ってしまうと、芯乾きしない状態で表面に縮みが起こってしまい、その上に塗り重ねていくとあとになって剥離してしまうので、じゅうぶん注意する必要があります。塗りあがった表面を彫刻する際、何層にも塗り重ねた色漆の層を考えながら、綿密に計算された彫刻刀の動きにより、模様を彫っていきます。なお、彫漆の作品例としては、音丸淳の彫漆箱「朝露」があります。
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彫漆とは、漆を何度も塗り重ね、表面をケンで彫って美しい模様を出す技法のことを言います。香川県の彫漆は有名で、特徴としては色漆を塗り重ね、彫るところで、例えば緑漆三十回や赤漆三十回などといった風に塗り重ねていき、欲しい色の層まで表面を彫っていくことで漆の色が現れてきて、芸術性の高い絵模様を描けます。漆塗りの中でも最も特徴が生かされた技法で、インテリアとしても広く愛用されており、黒や朱、黄、緑などといった色漆などを何十回も塗り重ねることで、厚い漆の層を作っていき、色漆の層を彫刻し、立体感を出す技法です。
この彫漆というのは約1200年も前の唐の時代に中国で始まったもので、宋、元、明の時代になると盛んに製作され、日本へは室町時代に留学僧や帰化僧などを通して調度品などとしてやってきました。なお、彫漆の中でも朱漆ばかりを塗り重ね、模様を出したもののことを推朱、黒漆のもののことを推黒と呼んでおり、緑漆を塗り重ねたものの上に朱漆を塗り、花を朱漆により、葉を緑漆で彫ったもののことを紅花緑葉と呼んでいます。当時は、彩漆は朱、黒、黄、緑、褐色の5色だけだったのですが、明治時代になってチタニウムの白漆が発明され、白色の顔料と他の色を染めたレーキ顔料によって紫や青、ベージュなどといった中間色も自由に出せるようになったそうです。彫漆の素地は漆で厚い層に塗るため、その歪みに耐えられるだけの頑丈な材料のものを使っています。
その中でも筥類や盆などといったものはあまり重すぎないよう藍胎素地や、乾漆法によって薄くて丈夫な方法が使われていいます。さらに、素地表面に色漆を塗り重ねていく場合は、出来上がった状態をはじめに想定しておき、篦塗り→刷毛でむら切り→乾燥→研ぎというのを何度も繰り返すのです。漆を一気に厚く塗ってしまうと、芯乾きしない状態で表面に縮みが起こってしまい、その上に塗り重ねていくとあとになって剥離してしまうので、じゅうぶん注意する必要があります。塗りあがった表面を彫刻する際、何層にも塗り重ねた色漆の層を考えながら、綿密に計算された彫刻刀の動きにより、模様を彫っていきます。なお、彫漆の作品例としては、音丸淳の彫漆箱「朝露」があります。
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