TOP堂は掛軸の買取を行っています。

TOPではあなたの掛軸を高額査定で買取します。お電話での無料査定も承っております。 お電話では商品名と状態をお伝えいただければ、簡易査定も可能です。 掛軸を売りたいと思ったら、TOPへご連絡をください。

TOPでは掛軸を高価買取中です。 掛軸は新品でも、中古品でも高価査定いたします。店舗への持ち込み、出張買取、宅配買取もしておりますので、お気軽にご連絡ください。

掛け軸の始まりは定かではありませんが、中国の北宋時代に仏教の礼拝用に用いられていたのがはじまりと言われています。箱に入れれば持ち運びが簡単であることと、複製が可能であったこともあって、掛け軸は幅広く展開することになりました。

日本では飛鳥時代に仏画の掛け軸が輸入され、徐々に広まっていきました。鎌倉時代には花鳥風月の水墨画を鑑賞する文化が栄えたことから、仏画から花鳥風月へと主題が移行していきます。室町時代以降ではいわゆる「茶の湯」の世界で水墨画の掛け軸が多く用いられるようになります。千利休が掛け軸の重要性を説くと、茶の愛好家の中で掛け軸が流行するようになりました。来客の好みや季節、時間などを考慮して掛け軸を取り替える習慣が生まれたのもこの頃です。江戸時代には作品を貼り仕立てる技術である表具が広まるようになります。天、中廻し、地の三段に分かれ風帯という帯状のものを一対下げる大和表具や大和表具の天地と風帯を略し、中廻しの上川と下側を伸ばした文人表具、中廻しの幅を縮め茶会の席などで特に好まれた茶掛表具、上下の共裂で中廻しの左右の外側をも囲むようにした本尊形式など様々な表具の形式が発展しました。複雑な文様の表具も発展し、西陣などは特に好まれたため織物産地では表具の注文が増加しました。明治大正期には日本画の人気が高まったことにより掛け軸も発展していきましたが、戦争による影響で掛け軸離れが進むようになりました。床の間を備えた住宅が激減していることもその要因の一つと言われています。

掛け軸は仏画を始めとして、山水画、花鳥画、書、色紙など様々な種類があります。連作となる作品をおなじ表装で仕立てたものを対幅と呼び、柿と栗の「柿栗図」や龍と虎の「龍虎図」などがあります。他にも四季を描いた四幅図、12ヶ月を描いた十二幅図などさまざまな形態があります。連作が揃うことではじめて絵師が意図した形で鑑賞が可能になるため、対幅は揃っていることが大切になります。