カメラ買取専門店TOPカメラではミラーレスカメラの買取を行っています。

　もともと一眼レフカメラとはレンズでとらえた像を直接ファインダーで見られるように考えられたものでした。 しかし、デジタルカメラの場合、映像素子で捉えた像をモニターに映すことができるので、わざわざミラーで反射しなくてもレンズで捉えた像を見ることができます。 その結果誕生したのがミラーのない一眼レフカメラ、ミラーレス一眼です。 カメラをミラーレス化したことでコンパクトデジカメに迫る小型化が可能となり、コンパクトデジカメの携帯性を持ちながら一眼レフカメラのような性能を実現できました。

　ミラーレス一眼に限りませんが、デジカメの場合、最初に使うときにある程度、予防策を講じることで、後々のメンテナンスの軽減や本体に与えるダメージを軽減できます。 とりあえず、液晶保護フィルムの貼り付けとストラップの取り付けはやっておきましょう。 ミラーレス一眼の場合、液晶面はファインダーであり、ビュワーであり、操作部でもあります。 保護シートを貼っておけば安心して触れます。ミラーレス一眼はコンデジ程ではないとしてもグリップの少ないデザインをしています。 本体にはストラップをつけ、撮影時にはストラップを身につけて落下防止をしましょう。

　本体の手入れは基本的に一眼レフカメラと同じです。 お手入れの道具として、ブロワー、ブラシ、クリーニングクロス、レンズ洗浄剤、綿棒などを用意しておきましょう。 これらはセットになっている物もあるので、カメラを買った時に合わせて買っておくと良いでしょう。 他にあると便利なものは使い捨てのクリーニングペーパー、レンズペンなどもあると便利です。 まずカメラにジャケットが着いている場合は取り外し、本体についているゴミやホコリをブロワーとブラシで落とします。 細かい部分は爪楊枝にクリーニングペーパを巻きつけて拭くと綺麗になります。 USBなどの端子部付近をを掃除する場合は開口部を下に向けて行うとホコリが端子内部に入りにくいです。 レンズは最初にブロワーを吹いてから、軽くクロスで拭いて、洗浄液を染み込ませたクリーニングペーパーで拭くと綺麗になります。 ズームレンズ等の場合は前玉（レンズの前面）が広いので手入れも簡単ですが、標準レンズの場合、機種によってはコンデジ並みに小さかったり、シャッターが閉じるようになっているものもあります。 こういったレンズの場合、レンズペンを使うと綺麗に拭けます。 内部の手入れの前に、白い壁か布に向かって、カメラの絞りを最大に絞って、ピントをぼかした状態でシャッターを切ってみてください。 この時写った写真に所々点のようなものが見えれば、それは映像素子にゴミが付いている証拠です。映像素子をクリーニングする必要があります。 ミラーレス一眼はデジタル一眼レフとくらべてホコリに弱いイメージですが、特別ホコリがつきやすいということはないようです。 しかし、レンズの交換をぞんざいにやっているとホコリが入りやすくなるので、レンズ外したり交換するときはカメラを下に向けて行いましょう。 こうするとカメラ内部にホコリが入りにくいです。 レンズを外したら後玉（レンズの後ろ側）をブロワーで吹いてホコリを飛ばします。 レンズの端子部も綺麗にします。必要に応じて接点改質剤を使うと良いでしょう。手入れが終わったら使わないレンズにはキャップをしておきましょう。 カメラ本体内部はカメラを下に向けてブロワーで吹きます。 内部へは絶対にエアダスターなどは使わないようにしてください。最悪の場合、映像素子を壊してしまいます。 ブロワーで軽く数回吹く程度で十分です。 手入れが終わったらレンズを付けて、もう一度先ほどのチェックをしてみましょう。 ゴミが綺麗になっていればよいのですが、数回やっても消えない場合はゴミがこびりついている場合があります。 市販のクリーニングキットを使って自分でクリーニングすることもできますが、下手をすると映像素子を壊してしまうので、メーカーのクリーニングサービスを利用するのがベストです。 最後に全体をクリーニングクロスで軽く拭きます。 カメラジャケットを取り付ける前に内側のホコリなども綺麗にしておきましょう。

　ミラーレス一眼で一番気をつけたいのはバッテリーです。 もともとライブビュー主体でデジタル一眼レフよりもバッテリーの消費量が多いのに加え、手ブレ補正機能や動画機能など、ミラーレス一眼には便利な機能が満載されているので、バッテリーの消耗が激しいです。 撮影が終わったら充電するくらいがちょうどよいです。 万が一に備えて予備バッテリーを用意したほうが良いでしょう。

　メモリーカードの管理もデジカメのメンテナンスの一部です。 ミラーレス一眼のような高級機種を使うならRAWモードでの記録がおすめなのですが、RAWモードは容量が大きくなるので、多くの空き容量が必要になります。 撮影が終わって写真をパソコンなどにコピーしたら不要なデータは削除して空き容量を確保しましょう。 予備のメモリーカードもあるとベストです。 しっかりメンテナンスをして次の撮影に備えましょう。

ここ最近、日本国内で販売されているレンズ交換式カメラの中で、ミラーレスカメラの割合が増えています。メーカーの中にも、ミラーレスカメラに力を入れているところが増えており、今後もこの傾向は続いていくものと思われます。このように人気度が高まっているミラーカメラですが、もともとはどういうものなのでしょうか?

ミラーレスカメラについての明確な定義は、今のところないのが実情です。もともとはデジタル一眼レフの中から、ミラーボックスと光学ファインダーを取り外したのがきっかけです。しかし、このような構造はコンパクトデジカメと同じですが、だからといってコンパクトカメラも含めるのは無理があるようです。このようにミラーレスカメラについては明確な定義はありませんが、それは現在発展途上段階ということができます。今後も、様々な方向へ発展して行く可能性を秘めているのでしょう。

ミラーレスカメラは、一眼レフみたいにレンズを交換できるものである必要があります。そしてミラーレスであることも、条件の一つです。ミラーというのは一眼レフの中にあり、光を反射させて光路を変えるために使用されるミラーです。正式名称は、レフレクターと呼ばれます。また、一眼「レフ」とはレフレクターを現します。

ミラーレスカメラを保有している人の中には、カメラの売却を考えている人もいるでしょう。カメラを売却する時は、カメラデーターの削除を忘れずに行ってください。また査定に出す時は、本体をキレイにしておくと良いでしょう。