京都TOP楽器屋さんはラテン・パーカッションの打楽器の買取を行っています。

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ラテン・パーカッションの略称がそのまま社名になったLP社のラテン・パーカッションは、世界の有名なアーティスト達にも多く愛用されています。ラテン・パーカッションとは、ブラジル系の打楽器で多くの演奏の中でリズムキープとして活用される事が多い楽器です。カバサや、シェイカーや、アゴゴ、タンボリン、クイーカー、パンディーロといった独特なものが多く、学校の音楽室などで見かけるものとしては、ボンゴや、カウベルやトライアングルなどが挙げられます。サンバなどの楽曲や、リオのカーニバルなどで動きながら叩けるリズム楽器として用いられてきました。

LP社の歴史としては、まだ浅いですが、LP社が生まれた背景としては、とても情熱的な一人の男の話が出てきます。創業者はマーチン・コーエンというブロンクスで機械技師をしていた男です。1956年に彼がニューヨークの有名なジャズクラブに入り、ラテンジャズのセッションを見た事がキッカケですべてが始まりました。彼はラテンジャズに影響を受け、どうしても自分のボンゴが欲しくなりましたが、当時はキューバからの輸入がまったく見込めず、手に入れるルートを確保できませんでした。

そんな時代背景をきっかけに、彼はオリジナルでボンゴの製作を開始し、ついに自分のボンゴを完成させました。それをきっかけに少しずつLPの製作をはじめ、作ったLPをナイトクラブのミュージシャン達に届けるようになりました。それがいつしか需要を活気づけRogers Drumというドラムメーカーから契約を受けるまでになりました。これがLP社の始まりです。

また、LPの中でもビブラスラップという手打ちで使用する独特な楽器は、LP社がTonight ShowのドラマーBob Rosengardenから依頼をうけてオリジナル製作したLP社初のパテント商品です。LP社のラテン・パーカッションは、今では世界中のパーカッショニストに愛用されています。そして、時代の新しい音楽にトラディショナルなラテン・パーカッションの響きが取り入れられ、新旧が融合した新しいサウンドが日々生み出されています。