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シンバルメーカーとして、ジルジャンやセイビアンと共に３大メーカーと言われているのが、PAISTE（パイステシンバル）です。現在はスイスに本社を置いていますが、創業時はロシアにあり、ロシア革命の影響でエストニアに移転しますが、その後第二次世界大戦がおこり再度、ポーランドに本社を移転します。ですが、第二次世界大戦が収まった１９４５年にはドイツに移転をし、その後スイスへ再度移転が行われ現在に至ります。日本国内における正規輸入代理店としてはモリダイラ楽器です。

PAISTE（パイステシンバル）の代表的なシンバルとしては、2002シリーズが挙げられ、このシリーズはパイステシンバルの中でも絶大な人気を誇り、多くの有名ミュージシャン達に愛用されています。 ジョン・ボーナムやTOTOのジェフ・ポーカロ、コージー・パウエル、Queenのロジャー・テイラー、イアン・ペイス、テリー・ボジオといった世界的ミュージシャンもこのシリーズを愛用しており、銅92%、錫8% のオリジナル合金で作られたこのシリーズは他社の同サイズ同ウエイトのシンバルと比べても音の到達力と存在感において非常に優れた魅力を発揮しています。

PAISTE（パイステシンバル）は、どんなミュージックシーンにも合わせられる種類の多さと、他社製品にはない透明感のある音や響きを好むミュージシャン達に愛用されています。そのような特徴に仕上げる事ができる製造過程としては、パイステならではの伝統的な手の製造が現在においても用いられている事が挙げられます。また、１枚１枚しっかり目視における検査を行い、均一性の確保と一貫性を維持しつづけています。このような熟練の職人による丁寧なシンバル製造がクオリティの高さと、世界のミュージシャンを魅了するサウンドづくりの土台となっているのです。

常に進化し続けるミュージックシーンの中で、PAISTEは、多くのドラマーや、パーカッショニスト、ドラム愛好家からの意見を常に取り入れています。そして、合金調合、新しいデザイン、新しい生産方法に至るまで革新的で新しいシンバルを日々研究し、世に生み出し続けています。