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ESPという弦楽器ブランドは1975年に世界でもあまり存在しない、本格的オーダーメイド弦楽器ブランドとして誕生。 当時はミュージシャンの要望に応え、アフターケアやメンテナンスも改造も行うという願いをかなえるブランドは国内にはなかったので、一気にミュージシャンたちの注目を集めました。

さらにこのブランドが世界的に評価を上げたのは、創業3年めより一貫して出品を続けているアメリカのシカゴで行われている国際見本市での評判がきっかけとなったようです。 弦楽器を1から希望通りのものを作ってくれる日本のブランドがある、さらに仕事が性格で品質が高いという噂がミュージシャンの間で評判になり、世界中のミュージシャンからこの弦楽器を求める注文が殺到しました。

では、ESPの弦楽器の品質の秘密はどういったものなのでしょう。 材料となっている木材は、徹底したシーズニングが行われており、本当に納得したものしか使用しない・・といったこだわりとものづくりの姿勢があります。 また、職人全員が弦楽器が弾けミュージシャンであることも特徴です。

ユーザー一人一人の思いをかなえるための努力を惜しまないことでも有名で、有名人だからとか、一般の人だからとか差別を一切ないことも特徴です。 そういったことがESPが高級弦楽器なのにも関わらず高い評価を得た理由だと言えるでしょう。 ESPグループ内にESP弦楽器クラフトアカデミーや、専門学校ESPミュージカルアカデミーがあることも大きな意味があるでしょう。 こういった学校においてしっかりと教育された技術者は、ESPだけでなく他のブランドでも引く手あまたで、業界内で確実に地位を築いています。 現在では、日本の弦楽器業界をESPグループの卒業生が担っていると言ってもいいくらいです。

ESPは、弾きたい弦楽器を決めるのはお客さん一人一人だというポリシーに基づき、どういった困難な注文であっても、最高のクォリティを持ってこたえています。 弦楽器弾きの魂を持ったこのESPの弦楽器を愛用しているミュージシャンは世界中に大勢います。