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ICONIA（アイコニア）はAcer（エイサー）が開発から販売を手掛けているandroidベースのタブレット端末のシリーズです。 この端末の特徴は何といっても衝撃的な低価格で購入できるタブレットという点。 特に「Iconia Tab 8 W」は日本では2万円程度の破格のタブレット端末として、話題を呼びました。 安さの理由はOSにWindows8.1withBingを搭載したため。 しかし、実用上Windows8と大きな違いはなく、使用感に差を感じることはほとんどない製品です。 そして安さの理由はメモリーが1GBのみという部分も大きいです。 本体への保存は難しくても必要に応じてマイクロSDカードを使用して増設をすることで、問題なく使用が可能となっています。

電子コミックが読みやすいタブレット端末として人気だったのが「TabA100」。 これは2011年の2月に発売され、解像度1024×600の7インチ液晶パネルを搭載し、ゴリラガラスによって強度を上げています。 マウスやキーボードはUSBにホスト機能がついていないことから、Bluetoothでの接続のみという難点はありますが、持ちやすいサイズと低価格によって、マンガロイドとも呼ばれ人気機種となりました。

また、日本で初となるフルHDのタブレットである「TAB A700」は通常のタブレットの解像度が1200×800ほどなのに対し、1920×1200に対応していることで、ハイビジョンの美しい映像を視聴することができます。 この大画面と高精細によって、細かく小さな文字でも読みやすく、目の負担を軽減します。

そして、音においても映画などに使用されるドルビーサウンドに対応しているのも大きな特徴。 スピーカーは左右2つのみでありながら、小型携帯デバイスが苦手とする重い低音もしっかりと響かせる高音質によって、映画やライブ映像を臨場感のある雰囲気で視聴することが可能です。

前身のA500はバッテリー駆動時間が400時間だったのに対し、A700は最大約1950時間と5倍近くの駆動時間を実現しました。 また、余計なプリインストールアプリが少なく、ユーザーの好みの端末に仕上げやすいのも魅力と言えます。

このようにタブレットでありながらゲームや映画などを楽しみたい人にとって、低価格で入手できるタブレット端末として選択肢の一つに加える人が多い製品です。