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LaVie Z（ラヴィ　ゼット）シリーズは、NECが開発から販売を行っている薄型モバイルパソコンのブランドです。 光学ドライブを搭載しておらず、2001年の10月にLaVie MXの後継機として登場しました。 当時はゼロハリバートン社がデザインを手掛けており、10.4インチのXGA液晶を採用。 HDD容量とOfficeの有無などの違いによって2機種が展開されています。

そして、新世代のH世代としてNEC初のウルトラブックとして発表されたのが2011年のこと。 約11年ぶりの復活となり、底面にマグネシウムリチウム合金をパソコンの筐体としては世界で初めて採用したモデルです。 これはマグネシウム合金よりも比重が軽いにも関わらず同様の剛性を持った素材として、約14，9㎜の薄型設計に仕上がっています。 重さは約875gで13.3型のワイド液晶を採用しており、CPUとSSD容量が違う2機種を展開しました。

そして2013年に登場したNシリーズは、Core i5とCore i7を搭載したモデルがあり、どちらも基板などを薄型軽量化に成功したことで、本体が約795gと超軽量のデザインになっています。 ディスプレイにはIGZOを採用し、2.560×1,440のWQHDの高解像度化を施しました。 さらに、タッチパネルを搭載したモデルも開発し、フルHDの解像度で正殿式タッチパネル付きのIPS液晶を採用しています。 本体は約964gの軽量で、携帯性を重視した仕上がりになっています。 解像度を低くし、消費電力を減らしたことでこれまでもモデルよりも約5時間長いバッテリー駆動を実現しました。 カラーも以前からのムーンシルバーに加えて新たにストームブラックが登場。 このモデルはR世代が発表されてからも販売が継続しました。

そして2014年10月に登場したのがS世代です。 超軽量のボディを維持したままCPU性能を高めたモデルになっており、Core i5搭載モデルをCore i5－4210U、Core i7搭載モデルをCore i7－4510Uに変更しました。 同年の10月に発表されたT世代は、テレビ番組を録画したものをリモートで視聴できる機能「SmartVision/PLAYER」を新しく追加。 これによって、外出先でもお気に入りの番組を視聴でき、ビジネスのみならず遊びにおいても充実した製品に仕上がっています。