パソコン買取専門店京都TOPではスマートグラスをはじめ、新品・未使用品・中古パソコン製品、PCパーツ、周辺機器の買取を行っています。

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スマートグラスは、メガネ型のウェアラブル端末のことです。 拡張現実技術（AR）によって、現実の風景の中に文字や映像といった情報を重ねて表示できる方式が採用されています。 現実世界に情報を付加するという意味で「ARメガネ」とも呼ばれており、新しいデバイスとして注目を集めています。

このスマートグラスはGoogle社がこれからのデバイスとして発表したGoogleGlassが有名ですが、実は以前からビジネス用途に向けて早くから普及が進んでいます。 航空業界では、整備のために昔からスマートグラスが使われてきました。 航空機に使われている部品は、100万～600万と膨大な数になり、どこにどのようなネジを使うのかといった細かいルールが決まっています。 このネジとボルトの組み合わせがたった一つでも違えば、航空機事故を招く原因になってしまうため、1つのミスも許されない環境なのです。 しかし、一つひとつをパソコンの画面を見ながらネジの締め付け作業を行うのは作業効率も悪く、正確性に今一つ欠けます。 そこで、設計図をスマートグラスに映しつつ作業を行うことで、作業の正確性を維持しつつも作業スピードをアップさせることを可能としました。

また、石油業界でもスマートグラスは普及しています。 石油採掘現場で機械などが故障してしまった場合、修理工がその場にいなければ修理が完了するまでに操業を停止する必要があります。 石油の採掘がたとえ数時間でも止まってしまえば、数億円もの損失が発生してしまうため、スマートグラスをかけた作業員がストリーミングをしながら修理工のアドバイスを受けつつ修理に当たるという用いられ方がされているのです。

しかし、一般ユーザーにスマートグラスが普及するのはまだ少し先の話です。 GoogleGlassの販売が中止されたように、安全性について課題が残っているのがその理由です。 たとえば、車の運転中にスマートグラスで情報を見ることで、歩きスマホのように事故の危険性が高くなります。 また、スマートグラスはウインクや音声によって手を使わずに写真を撮影できるため、肖像権やプライバシーの侵害に当たるのも理由の一つ。 企業だけでなくユーザーにもスマートグラスが普及するにはこれらの安全性の問題を解決する必要があります。 しかし、発売が決まれば新しいデバイスとして世の中をより便利にする存在になるでしょう。