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ピンクゴールドというのは18金の一種になっていて、金色の中に淡くピンク色掛かっている貴金属のことを指しています。はじめからピンクゴールドという名称の素材があるということではなく、18金というのは金の純度が75％となっていて、残りの25％は銀と銅そしてパラジウムが混合されているのが一般的です。

一般的な18金となっているのは、配合比率が、金75％、銀12.5％、銅12.5％となっていて、色褪せにくく装飾品としての加工がしやすいということから、金製品の中では最も普及しているゴールドとなっています。そして、肝心のピンクゴールドについてですが、金の純度については変わりませんが銀の配合比率を少し落として、銅の比率を少し上げることによって、銅の色が金に混ざることでピンク色を表現しているということになります。

ちなみに、銅というのは金銀銅のなかでは最も硬度が高い物質でもありますので通常の18金やイエローゴールド、ホワイトゴールドなどと比べてもピンクゴールドは一番硬い素材ということになりますので、指環などの装飾品にした場合でも壊れにくいという特徴があります。ただし、ピンクゴールドに使われている銀や銅の配合比率というのは企業やメーカーによって大きく変動しますので、同じピンクゴールドの指輪を購入した場合でも、指輪によって色付きに違いが出るということについては知っておいてください。

ピンクゴールドは壊れにくいという性質を持っていることについては紹介しましたが、銅の配合比率が高いということになりますので、酸化しやすいという特徴も持っています。そのため、通常の18金やホワイトゴールドなどに比べると変色しやすいということにつながってしまいますが、これは18金に含まれている金が変色しているのではなく、銀や銅といった変色しやすい物質が変化しているということになりますので、買った商品の質が悪いということではありません。ジュエリーショップなどに行けば綺麗に洗浄してもらえるので変色した場合は依頼すると良いでしょう。