京都TOP TOOLSはアサダ株式会社の工具の買取を行っています。

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アサダ株式会社は、1941年（昭和16年）に創業した、配管機械、工具、環境機器の開発・製造・販売を行っているメーカーです。創業した当時は、「パイプマシン」と、可搬式ボルトねじ切り機である「ボルトマシン」がメインである、水道・ガス配管用機器、設備機器メーカーとして知られていました。しかし、配管用の鋼管が錆対策によって、被覆鋼管に変化したことにより、これまで使用されていたパイプカッターが使用禁止となってしまいます。その理由は、回転とカッターを同時に押し付けることで内被服樹脂の剥離が起き、そこから錆が発生するというもの。その後、内被覆鋼管の切断はノコギリが推奨されるようになりました。

そこで、1981年にアサダは可搬式帯鋸盤の「バンドソー」の開発に成功し、一躍ヒット商品となったのです。このバンドソーの登場により、パイプマシンによって配管工事のねじ切り作業を全て行うという工程が、バンドソーで被覆鋼管を切断してからパイプマシンを使用する手順に作業内容が変更されました。その後、パイプマシンを発売している同業他社なども、バンドソーを追従する形で同様の機種を相次いで発売しましたが、アサダのバンドソーのトップシェアは長い期間続きました。

アサダの企業理念は、「国境を超えて私とあなたが協力すれば、世界がもっと素晴らしくなる。」というもの。信頼される製品を世界中の顧客に提供できるよう、各国の人々と協力する姿勢をとることで、多くの人々に役立つ製品を提供したいという意味が込められています。

現在は、業務用冷凍機分野にも力を入れており、フロンガス回収機器においてナンバーワンのシェアを誇っています。また、パイプマシンはトーテンベルガーにOEMを供給する他、タイのバンコクに工場を設立し、パイプマシンの製造を行っています。これにより、コストダウンの実現と販売市場を海外に拡大し、普及機種や高級機種まで多くの製品の製造販売を行えるようになり、市場規模がさらに広がり続けています。