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株式会社ソキア・トプコンは、本社が神奈川県厚木市にある測量機器のメーカーです。ブランド名の「Sokkia（ソキア）」は、元々の社名だった測機舎（そっきしゃ）からとったもの。創業は1920年で、測量機械の製造から販売を目的とした東京都港区に組合組織測機舎としたのが始まりでした。アメリカやオーストラリア、オランダなどに現地法人を設立し世界中で業績を伸ばしてきましたが、2008年に株式会社トプコンの完全子会社として商号を「株式会社ソキア・トプコン」に変更しています。

取り扱う測量機器は、GNSSやトータルステーションを筆頭に、三次元測定システムのMONMOS、セオドライト・レベル、データコレクターなどがあります。GNSSにおいては、測量作業を手のひらサイズでできるGNSS受信機を開発しています。約375gという非常に小型で軽量ながら、ボディ素材にマグネシム合金を採用していることで頑丈で壊れにくさを重視。また、新開発のPOSTTMアンテナによってマルチパスの影響を抑え、226チャンネルもの多くの受診チャンネルを搭載しました。

内蔵バッテリーは連続使用時間が12時間と、長時間のスタティック観測が可能です。トータルステーションは、交通量が非常に多い道路の影響を受けて起きる視通遮断、太陽光反射の影響を減らして、厳しい環境下での測定でも自動追尾能力を発揮します。もし追尾をロストしてしまっても、それまで測定したプリズムの軌跡と移動速度などを解析して現在地を予測する「予測機能」を搭載するなど、ストレスフリーの測定を効率よくこなせます。また、クラス最高水準の防塵・防水性能によって、天候に左右されず正確な測定が可能という特徴も。

これらのGNSSやトータルステーションと接続することでデータを確認できるデータコレクターも、耐環境性能が優れており、さらに300mもの長距離通信を可能にしています。さらに、観測したデータをアプリケーションやソフトウェアによって管理し、現場と事務所をタイムリーに繋ぐトータルソフトウェア「MAGNET」を開発。このように株式会社ソキア・トプコンは、測定分野において高い技術力を持つメーカーとして、多くのプロから信頼を寄せられています。