京都TOP TOOLSは工具の墨出し機の買取を行っています。

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墨出し機は、レーザー光を壁や天井、床に照射することで水平や直角といった線を出すことができる精密工具のことです。墨出し機本体についている三脚によって自立ができ、脚部台座から胴体部分にかけてレーザーの照射口がついている構造となっています。この胴体部分が横方向に回転することで、部屋全体に正確にレーザーのラインを照射することが可能です。

もともとは大工工事や基礎工事などの建築現場で使われてきた工具であり、現在は基準出しのための工具として、工事現場だけに留まらず大がかりな道具を設置するイベント会場や、製造現場など幅広い場所で活躍しています。墨出し機の他に、ラインレーザー、オートラインレーザーなどと呼ばれており、価格も安価で求めやすい製品が販売されるにようになってきています。

墨出し機を選ぶ際に注目したいポイントは、照射されるライン、使用する箇所の2点です。照射されるラインは、現在発売されているほとんどの製品において「高輝度」を謳っており、視認性が高い赤色レーザーが主流です。他にもグリーンレーザーの墨出し機があり、赤色レーザーを緑色に変換する方式と、レーザー半導体が緑色のレーザーを照射するダイレクト方式の2つのタイプに分かれています。しかし、赤色レーザーとくらべて低温に弱く、0℃以下の環境で使った際にラインが見えにくいなどのトラブルが起こる可能性もあるため、購入する際は注意しましょう。

また、照射できるラインの本数も製品によって違いがあり、数が多いものほどコストがかかることで価格が高くなります。基本的に縦と横、水平方向への照射が一般的ですが、中には縦と鉛直点だけのものや、水平だけを照射する特殊なタイプもあります。最高スペックのものになると、本体を起点に4方向の縦ラインの他に360度の水平照射もこなす墨出し機もあり、作業効率を大幅にアップさせることが可能となります。

また、太陽の光が当たる屋外で使用する場合は、視認性が下がるため受光器がついているタイプを選ぶようにしましょう。受光器は音によってレーザーの位置を知らせてくれるため、屋外の作業に役立ちます。