京都TOPおもちゃ屋さんは未組立、組立済みを問わずガイアノーツの塗料の買取を行っています。

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　プラモデルは、色を塗って仕上げるもの。玩具に近い遊べるモデルはまた別として、普通は、見た目を実物に近づけるために自分で塗装するものです。

　ランナーからパーツを切り離して断面を整え、組み立てて合わせ目を消し、丁寧に色を塗った後、デカールを貼ったり細かいディテールを付け加えて完成。そこまでの作業に必要な道具や材料はいろいろありますが、中でも塗料は、比較的地味に思えるミリタリーモデルを一個作るだけでも数色を揃えねばならず、その選び方や調色（混ぜ方）、塗り方次第で、モデルの出来ばえは大きく左右されます。

　模型用塗料ではタミヤのタミヤカラー、GSIクレオス（旧・グンゼ産業）のMr.カラーなど老舗の製品が有名ですが、ガイアノーツは21世紀に入ってから設立された会社。プラモデルやフィギュアの製作に使う塗料とツール類が専門です。

　主力商品は〈ガイアカラー〉。プラモデル作りで最も多用されるラッカー系（溶剤系アクリル樹脂）塗料です。基本色シリーズと、金属光沢を表現するメタリックやパールカラー、下地の色が透けて見えるクリアーカラーなどがあります。 　他に軍用車両や戦闘機モデルに使うグリーン系、グレー系、ダークイエローなどを揃えたミリタリーカラーや、鉄道模型用のカラーも用意されていますが、ガイアノーツではキャラクターモデルの専用カラーも出しています。

　アニメに登場するメカニックなどのキャラクターデザインには、作品ごとに特徴的な色使いというものがあり、それをモデルで再現するための専用塗料としては、GSIクレオスのガンダムカラーやエヴァンゲリオンカラーなどが知られています。ガイアノーツは、ボトムズ、ダグラム、サイバーフォーミュラ、グレンラガンといった、番組終了後も長く人気を保っている作品の名を冠したカラーシリーズをラインナップ。それぞれアニメの彩色設定（セル画の色指定など）を再現するため特別に調色されています。『電脳戦機バーチャロン』カラーはデザイナーのカトキハジメ公認、『蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-』カラーでは、妖しい光を放つ艦艇を表現するための蓄光塗料なども開発されました。

　塗料だけでなく薄め液や洗浄液などの溶剤類、調色用のミキシングセットやスペアボトル。塗装の前に下地を整えるためのサーフェイサー、塗った塗料を落とすペイントリムーバー。パーツの細かい部分を整えるためのスティック型セラミック砥石やセラブレードなど、細々した道具に至るまで商品展開。プロモデラーのプロデュースによる塗料や筆、ヤスリなどの〈NAZCA〉シリーズもあります。

この他、自分で調色した塗料を手軽に、きめ細かくスプレーできる〈イージーペインター〉、プラ棒の中心に正確に穴を開けるためのガイドツール〈センターポインター〉など、新進のメーカーらしい創意あるアイテムも発売しています。