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カルティエカリブルという腕時計を手にすると、まず最初に伝わってくるのは重量感です。これはブレスレットがメタルモデルの特徴であり、このブレスレットは部品のすべてが無垢のステンレススチールから作られ、コマはビスで固定されています。この骨太な作りで強度を保っているのと同時に、調整もしやすくなり、長期間安心して使えるようになっています。ケースの直径は42ミリとなっており、これは紳士用の腕時計として十分なサイズで、腕に嵌めた時の満足度は非常に高いです。この大きなサイズにより、文字盤も大きくなり、視認性が高くなっています。

インデックスについては、カルティエの伝統にしたがってローマ数字が使われていますが、12時だけ特に大きく表示することにより、力強さと斬新さを演出しています。これを大胆に協調しているのがレイルウェイト言われる文字盤外周分の分目盛りの部分です。細かい線でつないだ二重の円が線路を彷彿とさせることからこの名前が付けられたそうです。カルティエ　カリブルはそこに5分刻みでアラビア数字インデックスを埋め込むことにより、今までにないスタイルを確立させることができました。

もちろん、カルティエならではの細かい作り込みも魅力の一つでしょう。たとえば、文字盤を取り囲んでいるベゼルです。このベゼルは内側に向かって28度の傾斜がついており、その内側には120もの溝が刻まれており、文字盤をはっきりと際立たせる効果があります。通常の使用でこのような細かい部分を意識することはほとんどないでしょうが、長期間使っていくうちにその違いについて気づくことになるでしょう。

このカルティエ　カリブルは高精度な自社製ムーブメントを搭載し、現在のメンズウォッチに必要なサイズと視認性、頑丈な構造やメンズウォッチとしての伝統を併せもっています。腕の腕で確かな存在感を持つこのタイムピースはカルティエの歴史に新しい傑作を刻み込むことでしょう。