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「Lenovo（レノボ）」は、北京、アメリカ合衆国に本社を置くパソコンメーカーです。 中国ではスマートフォンメーカーとして認知度が高く、日本ではレノボ・ジャパン株式会社の名義で、東京都千代田区に本社を構えています。

このレノボ・ジャパン株式会社は、日本法人としてIBMのパソコン事業買収にともなって発足しました。 2011年7月にレノボは51%、NECが49%を出資した会社「Lenovo NEC Holding B.V.」を設立し、その100%子会社としてレノボ・ジャパン株式会社が誕生しています。

20012年11月にはThinkPadシリーズの販売開始20周年を記念して、中国で生産されているThinkPadシリーズの一部機種を山形県米沢市のNECパーソナルコンピュータ米沢事業所で受注生産をすることを発表。 これをきっかけに、日本で販売される製品を国内生産に切り替えて、納入期間の短縮に成功しました。

ThinkPadは大きく分けて、高性能のThinkPadシリーズと低価格で購入できるThinkPadEdgeシリーズ、個人ユーザーに向けたIdeaPadブランドの3種類があります。 この高性能のThinkPadシリーズは、どちらかと言えばビジネスユーザー向けになっており、コストを重視する一般ユーザーにはLenoboGシリーズというシンプルで低価格が特徴の製品を展開しています。

このThinkPadシリーズがビジネスユーザーやハイエンドユーザに選ばれる理由は、キーボードの使い勝手や、筐体の完成度などが挙げられます。 ノートパソコンでありながらキー操作性に優れ、長時間キータッチをしていても指が疲れにくい配置、筐体の耐久性が高くある程度の衝撃や落下に耐えられるため、データを守ることができるとして、高い評価を受けているのです。

また、サポートも非常に充実しており、メンテナンスマニュアルを公開していたり、ドライバなどに使用するソフトウェアをサポートしたりするサービスが充実しているのも人気の理由。

ThinkPadは店頭で販売されることがあまりないシリーズですが、ネット通販で購入が可能となっています。 また、IdeaPadは個人ユーザー向けなので家電量販店などの店頭で比較的簡単に入手ができます。