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変圧器とは、海外のコンセントの規格に国内のパソコンが適用するよう、電圧を変更するための装置です。 海外でパソコンなどの電気製品を使用する際は、その国で使われている電圧を日本の電気製品の規格にあった電圧に変化しないと、正常な動作ができず故障の原因になってしまいます。 そのため、海外出張などによって国内外で日本のパソコンを使うために欠かせない装置なのです。

日本製品を海外で使用する場合は安全に使用できるよう電圧を100Vに下げるダウントランス、海外の電気製品を日本で使用する場合は電圧を上げるアップトランスがそれぞれ必要です。 変圧器には色々な種類やタイプがあるため、旅行する国によって使用する変圧器のタイプは違いがあります。 たとえば、ヨーロッパや東南アジアでは220～240V、アメリカやカナダでは110～130Vと電圧がそれぞれ異なります。 また、変圧器そのものも電子式とトランス式があり、容量にも違いがあるため、旅先でパソコンを利用した場合は、消費電力にあっているものを選ぶようにしましょう。

日本ではコンセントプラグの形状は全て同じですが、世界では10種類以上のコンセントプラグの形状があります。 しかし、用意したいタイプは以下の2つがメインです。 日本、アメリカ、カナダ、メキシコ、北米などで使用されるAタイプ。 ヨーロッパ、アフリカなどで使用されるCタイプ。 海外旅行は何かと荷物が多いため、軽量で小型の携帯性に優れたタイプを選びましょう。 おすすめしたいのが1つで色々なコンセントプラグに対応できるマルチ変換プラグ。 必要な差込部分だけを取り出してプラグに差し込むタイプであり、使わない部分は折りたたんでおけるため非常にコンパクトです。

また、変圧器には消費電力容量が複数存在します。 ノートパソコンは15‐50Wなので、この範囲のトランス式変圧器を購入しましょう。 また、ACアダプタが海外で使えても電源ケーブルが日本国内のみで使用できるというケースもあります。 そういった場合はケーブルのみを海外用に変更する必要があるため、事前に確認するのを忘れないでください。