カメラ買取専門店TOPカメラでは二眼レンズカメラの買取を行っています。

二眼レンズカメラについて

ニ眼レフカメラの買取なら当店にお任せください！ 一眼レフカメラが普及する中、近年は密かにニ眼レフカメラがブームになっていたりします。 性能としては一眼レフの方が優れてる部分が多くありますが、味のあるデザインとボディの軽さが魅力で、メインとしてではなく、趣味で持たれている方が多いです。 そんなニ眼レフカメラを当店は高価買取致します！ ミノルタ、ローライ、リコー、マミヤ、ヤシカ、メオプタ、オリンパス、コニカ、富士フィルム、ウェルタ・カメラヴェルク、フォクトレンダーなど、あらゆるメーカーのニ眼レフカメラを取り扱っております！

二眼レフカメラのお手入れと
メンテナンスについて

　二眼レフカメラはレンズが縦に二つ並んだカメラです。 レンズが二つあるからといって、一方が標準でもう一方が望遠とか、一度のシャッターで二枚写真が撮れるというわけではありません。 下のレンズが撮影用、上のレンズがファインダー用になっています。ファインダー用のレンズと撮影用のレンズが連動していて、ファインダーを覗いてピントを合わせると、撮影用のレンズのピントが合う、という仕組みになっています。また、ファインダーに映る像はミラーで反射させた像なので左右が反転した像になっています。

　二眼レフカメラに使われるフィルムは機種によって違う場合がありますが、概ね120というフィルムを使います。 120フィルムはスプールという軸にフィルムが巻きつけてあり、このフィルムを別のスプールに巻きつけてフィルムを送るので、撮影終了後、フィルムを巻き戻す必要がありません。 そのため、最初に一つは空のスプールが必要になります。大抵はカメラの中に入っていますが、ない場合はカメラを入手したところに相談するか、もったいないですが新品のフィルムをバラして空スプールを入手するという方法もあります。 フィルムの装填は、まず裏ぶたを開け、空のスプールを取り出します。120フィルムは135フィルムより大きく、ホコリも付着しやすいので、フィルム室内をブロワーで吹いて内部のホコリを飛ばします。 空スプールをフィルム受けに移したら、フィルム室にフィルムをセットしたら、フィルムの先端を引き出し、徐々に伸ばして上部の空スプールにフィルムの先端を差し込みます。 フィルム巻取りノブを回してスプールにしっかりとフィルムを巻きつけてから、フィルムのスタートラインとカメラのスタートラインが合うようにフィルムを巻き取ります。 このとき、フィルムがガイドから外れたり、たるみがないようにしっかりとキツ目に巻きます。裏蓋を閉めたら、カウンターが０になるまでさらにフィルムを巻き上げればセット完了です。 120フィルムを使うと12枚まで撮影が可能です。 フィルムカウンターが12になったら、フィルム巻取りノブを抵抗がなくなるまで回して、完全にフィルムを巻き上げます。フィルムは上部のスプールに巻き取られているので、裏ぶたを開けスプールごとフィルムを取り出します。 一般的な135フィルム(35mmフィルム)はパトローネというカートリッジに入っていますが、120フィルムはパトローネに入っていません。 そのため取り出すときに注意しないと、せっかく撮影したフィルムが感光してしまいます。 フィルムを取り出すときは、なるべく光の当たらない所で行いましょう。 取り出したフィルムは終端にあるテープでしっかりと巻き、光の入らない袋か容器に入れてフィルムを現像に出します。

　フィルムを出したら、カメラ本体のクリーニングもしておきましょう。 ブロワーを使って全体のホコリを飛ばし、全体をクリーニングクロスで綺麗に拭きます。 カメラ貼ってある革の手入れには、なるべく薬品を使わないほうが良いでしょう。 セーム革のクロスで拭くと汚れ落としと革の表面の手入れが同時にできて便利です。 二眼レフカメラの特徴とも言えるファインダーは多くの場合、取り外し可能になっています。 そのためファインダー内には意外とホコリが入りやすくなっています。 ファインダー内もブロワーで吹いて、ホコリを飛ばしておきましょう。ファインダー内にあるミラーは傷つきやすいため、汚れていても直接触ったりせず、ブロワーでホコリを飛ばすようにしておきましょう。 レンズはレンズクリーナをつけたクリーニングペーパーで優しく拭きましょう。 二眼レフカメラはレンズが小さいので、レンズペンのような道具があると便利です。 手入れが終わったらキャップの内側にブロワーをかけてからキャップをしましょう。 カメラの大敵は湿気です。カメラを保管するときは防湿庫かドライボックスなどに保管しましょう。 しかし、革のような素材には乾燥させ過ぎも良くありません。 防湿庫なら最適な状態を保ってくれますが、ドライボックスだと乾燥させすぎる場合もあるので、湿度計で適度な湿度を保つようにしましょう。 現在入手できる二眼レフカメラは作られた当時のものをそのまま使っているので、二眼レフカメラの部品には、電気的なものやプラスチックなどが一切使われていません。 そのため歯車やレンズなどの部品が調達できれば、ほとんど修復が可能と言われています。 しかし、個人で修理をした結果、逆にカメラの調子が悪くなった、という事例もたくさんあります。 もし修理が必要な状態になりましたら、プロにお願いするのが最善です。 こういったカメラの修理のプロは現在でも意外とたくさんあります。 いざというときのために、自分の近所にカメラの修理が可能なお店があるか調べておくと良いでしょう。 手を入れて大事に使えば何十年も動く、それが二眼レフカメラの魅力の一つかもしれません。