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カルティエの時計はスポーツ選手や芸能人などから愛されていますが、特に女性から人気が高いのがバロンブルーというモデルです。バロンブルーは2007年に発売されたカルティエの中では比較的に新しいラインで、カルティエと言えば角型ケースのイメージがありますが、バロンブルーは丸型ケースを採用。なお、カルティエにはパシャという丸型ケースのアイコンとも呼べるラインがあるのですが、バロンブルーとの違いはどのような点でしょうか。

一見してすぐに分かる違いとは文字盤でしょう。アラビア数字が4つ配置されたカルティエの中でもオリジナルの文字盤を持つパシャに対し、バロンブルーはローマ字が配置されたカルティエらしい文字盤となっています。さらに、針が剣型というのもパシャと違っている点で、フランス語でバロンは風船、ブルーは青という意味なので、バロンブルーは青い風船、という意味になりますね。

では、どうして青い風船という名前がついたのでしょう。その理由を知るにはバロンブルーをよく見ればわかります。時計のどこかに青い風船があるからです。どこにあるかと言うとそれはリューズケースの中です。リューズの先に青いサファイアのカボションがついており、まるで青い風船のようなのです。この部分こそがバロンブルーの特徴とも言えるでしょう。また、サイドから見ますとケースがドーム状に膨らんでいるなどと風船を思わせる見事な曲線が多く使われており、高級感がありながらも軽さを感じられるデザインこそがバロンブルーの魅力と言ってもいいでしょう。

バロンブルーはレディースだけでなく、メンズやボーイズなどがあります。また、素材に関してもステンレススチールだけでなく、ピンクゴールドやイエローゴールドとのコンビなどがあります。男女問わず幅広い年齢層に対応できる、サイズや素材も豊富なことがこのバロンブルーの魅力と言ってもいいでしょう。時間に追われる毎日を送っているみなさんにぴったりな時計ではないでしょうか。