京都TOP楽器屋さんはモズライトのギターの買取を行っています。

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モズライトというギターブランドの歴史は、1950年初めリッケンバッカー社に勤務していた、セミー・モズレーという人が秘密でオリジナルのギターを作っていて解雇されたことが始まりだとされています。その後、彼の協力者であるレイ・ポートライトと名前を合わせ、モズライトを創業。当初はガレージでギターを製作していたのですが、ジョー・メイフィスの目に留まったことにより、彼のトレードマークとなるダブルネックを製作し、知名度をどんどん上げていきました。1963年にはベンチャーズモデルを発表。このことでエレキブームの立役者となり、一時代を築くのですが、ブームが終わると同時に倒産します。さらに、現在3つの会社がそれぞれモズライトのギターを製造しています。

モズライトのギターの見た目の特徴は、高音弦側の方が出ている、ダブルカッタウェイのボディでしょう。この方がハイポジションが演奏しやすいといった理由からではなく、あくまでデザイン上のものですが、それでも最終フレットまでじゅうぶん指が届く作りとなっています。この独特のシルエットや、モズライトの頭文字であるMをモチーフにしたヘッドの切れ込みや、ローナットを使った大きなビブラートユニットにより、一目見ただけでモズライトのギターだと分かる個性があります。

音楽的にはサーフミュージックやベンチャーズのイメージがとても強いので、そのためかこれらの黄金期であった60年代をリスペクトしたサウンドが求められるミュージシャンに使われるのが主ですが、ジョニー・ラモーンという人がパンクでモズライトを使ったように、他のジャンルにおいてもチャレンジしてみたくなるギターです。モズライトを愛用しているミュージシャンにはベンチャーズがおり、現在に至るまで活動を続けており、2008年にはロックの殿堂入りを果たしました。モズライトの真骨頂であるテケテケを世界的に流行させ、ビートルズに匹敵する日本のエレキブームの立役者として有名なバンドです。