カメラ買取専門のＴＯＰでは、オリンパス OM-3 Tiの買取を行っています。

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1994年にOLYMPUS創立75周年を記念して発売されたこのメカニカルシャッター式35mm一眼レフカメラ。2002年初頭に販売終了が発表されました。 80年代初頭には既にデジタル一眼レフのムーブメントがありながらも、まるで時代に逆行するかのようなレトロな挑戦をしかけた最後の機械式OM一桁マシンであることから、フィルムカメラ時代のオリンパス最後のフラッグシップモデルだ、と冠するユーザーもいます。 さて、MFメカニカル一眼レフであるOM-3 Ti。このカメラの大きな特徴ですが、マニュアル露出専用機でありながらも、前作OM-3にはないTTL自動調光機能を内蔵しているところではないでしょうか。また、ストロボ撮影にも任意のシャッター速度が選択できるように大幅な改良が施されました。 機械式布幕横走りフォーカルプレーンシャッターで、シャッタースピードはB, 1 - 1/2000となります。横走り型布幕シャッターの音は柔らかく、まろみのあるサウンドである点も懐かしくマニア心をくすぐります。 ちなみに、OMシリーズでTTL自動調光設定でシャッター速度を選択可能なカメラは、OM-3 Ti以外にはないところも独特です。 このTTLオートフラッシュ機構にくわえて独自のスーパーFPフラッシュ機構を備え、光の表現領域を前モデルよりも飛躍的に拡大することを実現しました。 重量は510gと軽量でしっくりとしたフィット感。標準で「ステディグリップ」というパーツが装着されていますのでしっかりと握れ、ホールド感も良好です。 Ti と名前にある通り、上板および下板にはチタンを採用し、堅牢性も安心です。 測光範囲は0EV～19EV（ISO100　50mmF1.2）、フィルム感度はISO6～3200。 なお、販売台数が少なかったという理由もあり、まだまだ需要と人気の高いカメラとなります。