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ラックというものはバンドなどをやっている人なら必ず知っているかと思いますが、実際にどうやって選べばいいのか分からない人も多いでしょう。そこでここでは、ラックケースについて書いて見たいと思います。

ラックタイプの機材は高価ですし、そのままではなく保護用にラックケースが欲しいものです。また、いくつか組み合わせて使用することがほとんどなので、機能的なサイズを選びたいですよね。より使いやすいようそれぞれのケーブルのルーティンを最適化してあるパッチパネルなども腕の見せ所と言えるでしょうか。エフェクトボードほど誰でも使う場面は多くはないにしろ、ある一定のバンドマンたちはラックケースが必要となる場面に遭遇するはず。ラックケースを必要とするシチュエーションに遭遇することもあるでしょう。

おすすめしたいラックケースはクラシックプロ/ CPR2UEです。キャッチロック&リアラックレールを装備してあるラックケースです。エフェクターやデッキを収納するのにぴったりな奥行き36センチの可搬性に優れたラックケース。なお、塩ビ素材となっており、横幅は通常19インチです。その半分の大きさのハーフラックというものもあり、専用のマウントパネルを使うことにより、19インチサイズでマウント可能です。

なお、奥行きは機器によって違っていますが、びっくりするほど短いものもあります。複数の機器をマウントする場合には並びによってはジャックにアクセス不可能な場合があるので並びをちゃんと考える必要があります。また、ケースの奥行きも様々なものがあり収めるべき機器がちゃんと収まるとか、ケーブルを挿したままにする場合はプラグの分も計算に入れて選びましょう。機器自体は大きくても4ユニット程度で、ラックケースは1ユニット、大きなものだと24ユニットのものもあります。ケース自体の素材によって結構な重さがあるのでマウントする機器の重さと、ケースの重さ、移動範囲や移動手段を考え、高さを選ぶようにしましょう。