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REAL(リアル)ブルーレイレコーダーは、過去に三菱電機が発売していたブルーレイレコーダーです。 三菱電機は、国内メーカーとしては4社目としてブルーレイレコーダー市場に参入しましたが、2013年にブルーレイレコーダー市場から撤退しています。 これ以後は、ブルーレイレコーダーは、ブルーレイレコーダー一体型の液晶テレビとして販売が続けられています。

販売当時REALのブルーレイレコーダーは、他社製の同程度(ハードウェア容量やチューナー数)の製品に較べて相対的に低価格で販売されていました。 ただし、ブルーレイレコーダーに必要な機能は一通り揃っているものの、機能的には詰め切れていない印象です。特に編集機能は貧弱だったようです。 しかしながら、編集機能を本当に使い込む方は稀だと思いますし、編集機能にこだわりを持つ方であればもっと高機能な他社製品を購入されると思うので、 この様に機能を割りきって低価格にするのはありだと思います。

一方、録画した番組をCMをカットして再生する機能が搭載されていました。 また、この機能を使用してブルーレイディスクやDVDに録画した番組を録画する事により、簡単にCMをカットした番組をディスクに残すことが可能です。 ただ、ネット上でこの機能の評判を検索してみると、CMが削除されなかったり逆に本編が少し削除してしまったりと問題も少々あったようです。 でも、マニュアルでの編集機能を充実させるのはなく、この様に自動で簡単にCMをカットする機能を搭載していることからも、 三菱電機がREALのブルーレイレコーダーのユーザをどの様な方に想定しているのかが想像出来ると覆います。

以下は現在のブルーレイレコーダーと比べる事は無意味ですが、やはり起動時間や操作のモッサリ感等は当時も指摘されていたようです。 現在発売されている各社のブルーレイレコーダーは、どれも起動が早く、動作もキビキビしたものですが、他社のブルーレイレコーダーも過去には起動時間や動作感はかなり悪いものがあったので、 現在もREALのブルーレイレコーダの生産が続けられていれば、十分の性能のブルーレイレコーダーが作られていただろうと考えます。