着物・和装買取専門店京都TOP堂はかんざしの買取を行っています。

TOP堂ではあなたのかんざしを高額査定で買取します。お電話での無料査定も承っております。 お電話では商品名と状態をお伝えいただければ、簡易査定も可能です。 かんざしの商品を売りたいと思ったら、TOPへご連絡をください。

TOP堂ではかんざしを高価買取中です。 かんざし新品でも、中古品でも高価査定いたします。店舗への持ち込み、出張買取もしておりますので、お気軽にご連絡ください。

かんざしとは、女性が髪を結う時に使われる伝統的な装身具です。 江戸時代中期後期に日本髪が複雑に発展するにつれ、様々なかんざしが登場するようになりました。発展したのは江戸時代ですが、かんざしの起源は縄文時代にまでさかのぼります。

かんざしの種類としては平打簪、玉簪、チリカン、ビラカン、松葉簪、吉丁、びらびら簪、つまみかんざし、鹿の子留、位置留、薬玉、立挿し、両天簪、銀製葵簪、武蔵野簪、江戸銀簪、笄、櫛等様々な種類のかんざしが存在します。

明治時代以降に洋髪がとりいれられるようになってから、かんざしも洋髪に合うものへと変化していきました。2本足で三味線のバチのような形のものはすべて西洋風のものがベースになっています。 また、近年和服ブームに合わせて販売されている一本かんざしは一本で夜会巻きのようにまとめられるものなのですが、これも西洋のスティックの使い方が取り入れられています。

現在では洋装やパーティドレスにも合わせられるようなバラや洋ランなどの洋花の造花がついたデザインのものや、プラスチック製のジュエルパーツなどを使用されたカジュアル向きで気軽に楽しめるかんざしまで様々なかんざしが出回っています。 現代風の新趣向のかんざしに加えて、トンボ玉などの古風なかんざしも人気があります。

かんざしの歴史としては、古代日本では一本の細い棒には呪力が宿るとされたことから髪にさすと魔が払われると考えられていました。その、お守りのように使用されていたものが「髪挿し（かみざし）」と呼ばれ、やがて「かんざし」と呼ばれるようになったと言われています。 奈良時代になり、中国の文化が入ってきて髷を結う習慣が入り、髷を結う際に使われる髪留めを総称して「かんざし」と呼ぶようになり、その際中国から入ってきた「簪」という漢字が「かんざし」と読まれるようになりました。 平安時代に髪を束ねず下ろす垂髪が流行してかんざしは一時来衰退しますが、安土桃山時代から庶民の間で髪を結う習慣が発展し、江戸時代には日本髪が複雑に進化しかんざしも流行していきました。