着物・和装買取専門店京都TOP堂は帯留めの買取を行っています。

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帯留めとは、女性が帯締めに通す装身具です。 素材は、珊瑚、翡翠、瑪瑙、琥珀、象牙、鼈甲、蒔絵、螺鈿、貝、カメオ、水晶、ダイヤモンド、真珠、ルビー、エメラルド、サファイア、金、銀、プラチナ、金属に七宝を施したもの、木彫、陶器、ガラス、トンボ玉、セルロイド等多種多様なものがあり、技法やモチーフも豊富に存在します。

通常、平たい帯締めに通して使用されます。最初に帯締めに帯留めを通してから帯締めを締め、結び目は帯締めを回して背中の帯の結びに隠して完成です。帯留めの位置は正面でなくても大丈夫です。帯締めを回す時には、帯留めの金具で帯をひっかけないように注意が必要です。また、壊れやすい素材の帯留めの際はテーブル等にぶつけやすくなるので気をつけておきましょう。

使用例としては留袖や訪問着など礼装や、付け下げや古典吉祥柄の小紋等には宝石や金銀を用いた貴金属素材の華やかなデザインの帯留め、紬やカジュアル小紋の普段着には木彫や陶器の可愛らしいもの、季節感に合わせたものや帯の柄と関連したものがおススメです。 結婚式などのおめでたい席には「末広」「宝尽くし」などの吉祥文様を表したものがお祝いの気持ちを表し良いとされます。

ワンランク上の着物のお洒落を楽しめる帯留めですが、NGな場面もあります。それは着物で出かける代表的なシーンのお茶会です。お茶会において帯留め以外のアクセサリーの類は指輪、腕時計ともにNGとされており、それは茶器を傷つけないためであります。 喪服にも帯留めは黒い石のもの以外は使用しない方がいいです。

以上の、NGな場面を控えれば後は帯留めでお洒落を楽しむのみです。着物は洋装とちがい着物に帯、帯締め、帯揚げ、足袋に草履と限定されたスタイルの中、帯留めは変化をつけるアクセサリー的な存在になります。同じ着物と帯の組み合わせで飽きた場合でも帯留めで普段と違うものになったり、シックな装いに華をそえい時にも重宝されます。