京都TOP楽器屋さんはサンアントニオの弦楽器の買取を行っています。

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サンアントニオは中国を拠点として弦楽器を製造しているメーカーです。弦楽器と言えば古くからヨーロッパ、とりわけフランスやドイツ等で作られるものが品質も高く人気があります。それに反して中国製の弦楽器というものは安いが品質もその分悪いというイメージが昔からついています。しかし、現在では中国製の弦楽器の方が安いヨーロッパ製の弦楽器の品質を超えていると考える方が普通になっています。その理由としてはいくつかあるのですが、まず中国は原材料である木材が豊富にあること。そして、職人と呼ばれる人たちの賃金がヨーロッパと比較して低いために楽器本体も安く販売できることです。

サンアントニオはヴァイオリン製作の聖地であるイタリアのクレモナを参考にしており、販売当初から中国製高品質ヴァイオリンの先駆け的存在として世界で認知されています。サンアントニオが高品質なヴァイオリンを製作できる理由として職人の存在があります。一般的に低価格帯の楽器というのは大半の製作過程において機械化が進んでおり、最終的な仕上げのみが職人の手作業というのも少なくありません。しかし、サンアントニオは製作過程のほとんどを職人が手作業によって行っているため品質の高い楽器を作ることが出来るのです。

サンアントニオの最低グレードの価格は、ヴァイオリンは約8万円。チェロは25万円となっています。この価格差ですが、チェロはヴァイオリンと比べて製作過程が多くなります。その分、職人も作れる数が限られてくるために多少なりとも値段が上がるのです。また、最高級グレードですとヴァイオリンが45万円、チェロが65万円と比較的手に入れやすい値段になっています。

このように幅広い価格帯から選ぶことが出来ますが決して最低グレードの楽器が品質的に悪いという事はありません。サンアントニオはイタリアにあるクレモノの製法を見習っているために、一枚の板を削りだして作る等、細部まで職人のこだわりが見てとれる作りとなっています。サンアントニオは職人のこだわりが詰まった楽器を低価格で使えるために、初心者から中級者の方に満足してもらえると思います。