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ファットバイクの最大の特長は極太タイヤです。ロードバイクのタイヤと比べると5倍以上もあります。そのタイヤを装着するためのホイールやフレーム・フォークなどもファットバイクオリジナル規格で、それ以外のブレーキや変速機などのドライブトレインはMTB規格の部品を使っていますなので、カテゴリー的にはMTBに分類され、タイヤ幅が広いのは理解できますが実際に何が違うのでしょうか。

それは、走れるフィールドが格段に増える、ということで、まず雪道や砂地などでも走ることができるんです。さらに、林道や山道などといったトレイルでももちろん走ることができ、エアボリュームが一般的なMTBと比較して多いのでサスペンションなしでも衝撃減衰能力が高い、という特徴があります。MTBですとトラクションを稼ぐのに苦労するシーンであってもファットバイクの場合にはペダルを回しているだけで簡単に走れてしまいます。そういった意味ではトレイルのビギナーや女性におすすめの自転車だと言えます。

また、車種によってはツーリングに便利なギミックが施してあるものもあり、旅に出ることもでき、日乗生活の足として使っても構いませんね。これ１台あれば色々な乗り方が出来る頼もしい自転車だと言えるでしょう。ファットバイクの特徴として空気圧の変化によりバイクの乗り味を変えられるというのがあります。ほとんどのファットバイクのタイヤは30PSI(2.1BAR)　前後が最大空気圧ですが、そこを10PSI〜15PSI　で使うとタイヤが適度に潰れて30㎜〜50㎜ス　ストローク程度のサスペンション効果を上げられます。逆に空気圧を最大で使うと舗装路向けの軽い走りを実現することができます。

そんなファットバイクのおすすめは5-2. Cannondale / Trek / Specializedです。アメリカで有名なキャノンデイル社のものでロードバイクが強いのですが、MTBもいい商品を製造しています。ファットバイクも手堅い仕上がりになっており、MTB色が色濃く反映されたファットバイクとなっています。