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CDJの基本的な仕様についてですが、よくあるCDプレイヤーは当然ながらBPMと言われているテンポを変えることが可能なピッチコントローラーや曲の頭出しを行うCUEボタンなどがついています。なお、最近の機能が多いCDJについてはボタンが多くて一見すると難しそうに見えるのですが、ピッチコントローラーとCUEボタンさえ分かればDJをすることはできると言われています。

なお、パイオニア製のCDJ-400CDJ例に挙げてその機能を説明しましょう。まず、再生・一時停止ボタンですが一般のCDプレイヤーと使い勝手はほとんど同じだと言われています。次に早送りと巻き戻しについてですが、これも一般的なCDプレイヤーとほとんど同じのようです。JOGダイヤルについては、CDJモードの際には演奏している速さを微調整でき、Vinalモードの際には盤面に触れることによりスクラッチができ、さらにCDの演奏速度の微調整なども可能となっています。モードの切り替えボタンも当然あるのですが、初心者用にはCDJモードがおすすめのようです。

マスターテンポボタンについては、アナログにはなくてCDJ特有の機能となっており、曲のスピードを上げてもキーが変更されないという機能のことです。ですが、オフにすれば曲のスピードを上げることにより、音程が上がって遅くすることで下がるという機能です。 CD取り出しボタンについては、演奏中であってもCDを取り出すことが可能です。

なお、CDとはアナログと違い音の劣化がほとんどありません。もちろん、レーザーなので傷がついてしまうこともありますが、荒っぽく扱わなければ聴くたびに劣化してしまうようなレコードとは違い、永遠に聴き続けることができます。また、音飛びなどの心配もありませんね。そういった安定性の面でも最近このCDJがよく使われている理由だと言えるでしょう。

さらに、野外フェスでも雨や風の中であってもこのCDJを使えば天候を気にせずプレイできることができます。 そういったいろいろな理由こそがこのCDJを使うメリットと一般的に普及している要因のようですね。