京都TOP楽器屋さんはラディックの打楽器の買取を行っています。

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ラディック社の正式名称はラディック・ムッサーで、アメリカ合衆国にある総合打楽器ブランドです。ドラムセットをはじめ、シロフォンやマリンバといった鍵盤楽器、ヴィブラフォンや、グロッケンといった鉄琴楽器なども幅広く手がけています。また、ラディック社の楽器が世界中から愛される理由として、楽器の高品質さがあります。この高品質の背景にあるのが、機械生産の幅を極力最小におさめ、手作りの良さ（職人の腕）にこだわる楽器製作スタンスを保ち続けている事があげられます。

ラディック社は、1909年にシカゴに設立されました。創業者は、Theo＆William Ludwig 兄弟です。彼らは当時の優れたパーカッショニストでもありました。創業初期は、サイレント映画を活気づける為の音響効果装置なども製作し販売していましたが、当時の音楽業界のニーズを的確に捉え、多くの打楽器開発をはじめ、ドラムセットの基礎となるものを作っていきました。

彼らのイノベーション（研究・開発・発明）が一気に世界に広まる事になったのは、1964年にリンゴ・スターがラディックのブラック・オイスター・ドラムを使用したことです。これを機にドラムブームに火がつき、それと同時にラディック社が世界のドラマーから注目されるドラムメーカーとなりました。高品質さもあり、その後は次々と世界的に有名なミュージシャンを魅了し、現在に至るまでも世界中から愛される楽器メーカーとなっています。

ラディック社のドラムセットを愛用しているミュージシャンの一例としては、ジョン・ボーナム、イアン・ペイス、ジンジャー・ベイカー、カーマイン・アピス、スティーヴ・ガッドといった、世界中のドラマー達の憧れとなってきたミュージシャン達が挙げられます。時代が変わっても、トラディショナルな良さを引き継ぎ続けるラディック社の楽器は、多くのドラマーのプレイの中でひときわ輝くサウンドとして表現され続けています。