京都TOP楽器屋さんはジルジャンシンバルの打楽器の買取を行っています。

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ジルジャン社の歴史は非常に古く、４００年もの歴史を持つ世界規模のシンバルとドラムスティックのメーカーです。ジルジャンという名前の由来に関しては、ジルジャンシンバルの原型を作ったトルコの職人がトルコ語で、シンバル職人を意味する「ズィルジ」と呼ばれていた事から派生しています。

また、ジルジャンシンバルが歴史的にとても高い評価をうけていた逸話として、ベルリオーズやワーグナーといった歴史的に名が知られている音楽家達が、その作った楽譜内に、「ジルジャンシンバルを用いる」というような但し書きを加えていたという実話もあります。そして、ジルジャンシンバルの誕生秘話から約３００年ほどの時を経て、貿易見本市などでアメリカやヨーロッパにその名がとどろき、１９２７年にジルジャンのアメリカ工場が設立され、ジャズが流行り出した時代にジルジャンシンバルがドラムセットに取り入れられた事で、世界的にジルジャンシンバルの名が広がる事になりました。

また、この時にはじめて現在のドラムセットのスタンダートセットになっている「ペーパー・シン・クラッシュ」「ライド」「スプラッシュ」「ハイ・ハット」といったシンバルが誕生しました。その後は、バディーリッチ、マックスローチ、トニーウィリアムスといった世界のトップドラマー達と、サウンドの研究を続け、１９６０年には現在のドラマーのスタンダードとなる「ハイハット」を発表しました。また、ドラムのスタンダートを作り上げたジルジャンは、１９６４年ビートルズが使用し、メディアに広がった事で一気に需要が高まり、今の世界的シンバルメーカーとしての地位を築く事にいたっています。日本国内においても、多数のトップミュージシャンに愛用されています。

また、ジルジャンシンバルの大きな特徴としては、サウンドの迫力と、使い分けの広さに定評が高く、長年の素材研究や、サスティーンに関するサウンドチェックを幾度も重ねる事であらゆるシチュエーションに合わせた新作ジルジャンシンバルが現在も続々と生み出され続けています。