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野球グローブは、野球やソフトボールでボールを捕球する為に使用する道具です。基本的に守備をする側のチームの選手が利き腕とは反対側の手にはめて使用します。そして、野球グローブには軟式グローブと硬式グローブがあり、それぞれグローブの強度が異なっているのですが、硬式グローブはより頑丈な素材を使って作られていて、プロ野球などでも使用されています。

さらに、野球グローブはスポーツショップやホームセンターなどで販売されていて、天然皮革、合成皮革、人工皮革から作られています。その中でも天然皮革の野球グローブは牛革が使用されることがほとんどで、日本、アメリカ、ヨーロッパ産のものが主に使用されています。

そして、野球グローブは、ポジションによって使用するグロ−ブが異なっています。まず、ピッチャーが使用するグローブは、グラブのポケットが大きなものとなっていて、これはボールの握りから打者に球種を読まれない為にそのようにポケットが大きく作られています。キャッチャーが使用するグローブは、キャッチャーミットと呼ばれていて、他のポジションのグローブよりも大きな捕球口があり、より肉厚なものとなっています。キャッチャーミットと同じくミットと呼ばれているのが一塁手用のファーストミットで、これもより捕球しやすいように独特の形をしています。

そして、セカンド、ショート、サードと、その他の内野手もポジションによって微妙にグローブの作りが異なっています。内野手の中でも大きく動くことが要求されるセカンドやショートは小型で軽量のグローブが使われることが多く、鋭い打球が飛んできやすいサードは少しポケットの深いグローブを使用することが多く見られます。外野手が使用するグローブは内野手が使用するグローブに比べて、全体的にサイズが大きくフライなどを取りやすいように深いポケットのものとなっています。

このように野球グローブはポジションによって、そのサイズや作り、重量が異なっています。そして、野球グローブのサイズについてですが、規制によって高さ30．5センチ、上端横幅11.4センチ、下幅8.9センチ、縦幅14.6センチというように定められていて、この規定内のグローブでないと使用できないようになっています。グローブの色についてですが、茶、黒、橙、黄色などが使用されることが多く、その他にも白やグレー、青、赤などの色をしたグローブも販売されています。

これらのグローブを販売しているメーカーは国内外にも多くあり、ミズノ、ゼット、エスエスケイ、ザナックス、ローリングスなどがあります。また、こうした野球メーカー以外のナイキ、アシックス、アディダスなどのスポーツメーカーも野球グローブを販売しています。