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野球スパイクシューズはスタッドと呼ばれる鋲や歯などをシューズの裏面につけて、より地面を噛んでグリップ力を強くすることのできるシューズのことです。野球以外にもサッカーや陸上などでもスパイクシューズというのは使用されているのですが、野球の場合は甲の部分が天然皮革、合成皮革などで作られているものが多く見られ、他の競技のスパイクシューズと比べて打撃や投球に加えて、走塁、スライディングなどを行う為に、かなり大きな摩擦や衝撃が加えられることもあって、より高い耐久性のあるものとして作られています。野球スパイクシューズは、リトルリーグからプロ野球の選手まで、ほぼ全ての野球選手が使用していてプロアマ、硬式、軟式で使用されています。

野球スパイクにはいくつか種類があって、それぞれ形状や材質などが異なっているのですが、主に金属スパイクと樹脂、ゴム製のスパイクとに分かれています。ほとんどのスパイクはこの２つのどちらかであるのですが、野球団体によってどちらのスパイクが使用できるのかというのは異なっています。なので、野球スパイクを使用する際には事前に確認が必要となっています。

そして、この野球スパイクには埋め込み式と取り替え式のものがあり、埋め込み式のものは耐久性があって柔らかくて走りやすいなどのメリットがある一方、金属部分が磨り減ってしまっても交換できないようになっています。対して、取り替え式は歯が磨り減ってもすぐに交換ができるので、いつでも新しいスパイクとして使用することができます。ただ、これは金属部分が重いなどの欠点もあって、双方にメリットデメリットがあります。

また、靴底の歯の形状や本数などはメーカーやスパイクの種類によって大きく異なっています。他にもアッパーは天然皮革、カンガルー革、ヌバック調、人工皮革に分かれていたり、カットやベロの違い、紐、ベルト、マジックベルトの違いなど野球スパイクは製品によって細かな部分に違いあります。そして、野球スパイクを販売するメーカーとしてアシックスやミズノ、ナイキ、ZETT、アンダーアーマーなどがあります。