京都TOPおもちゃ屋さんは未組立、組立済みを問わず童友社のプラモデルの買取を行っています。

TOPではあなたの童友社のプラモデルを高額査定で買取します。お電話での無料査定も承っております。 お電話では型番と状態をお伝えいただければ、簡易査定も可能です。 童友社のプラモデルを売りたいと思ったら、TOPへご連絡をください。

TOPでは童友社のプラモデル高価買取中です。 童友社のプラモデルは新品でも、中古品でも高価査定いたします。店舗への持ち込み、出張買取、宅配買取もしておりますので、お気軽にご連絡ください。

　プラスチックモデルの歴史は第二次大戦前にまで遡りますが、日本で初めての国産品と言われるのは、1958年にマルサン商店が発売した〈原子力潜水艦ノーチラス号〉。米国レベル社製のキットを型取りして金型を起こしたコピー商品でした（マルサンがレベルと正式に提携する前の話です）。

　金型は、プラモデルメーカー最大の財産。金型を使った射出成形は大量生産を可能としますが、その新規開発には多大な費用がかかるので、せっかく作ったモデルの売れ行き次第では採算が取れず、業績悪化の主因ともなりかねません。メーカーが廃業や倒産した時、金型は同業の他社に渡り、別のブランドで再発売されることがしばしばあります。

　童友社もそのような金型を多く所有し、一部を再版しています。日東科学の金型で1/144旅客機プラモデルを発売。マルサンの金型を元に、大戦期のレシプロ戦闘機を1/100 で揃えた〈翼コレクション〉を展開。かつて緑商会が発売した、巨大なドリルが印象深い地中戦車モグラス、原潜シービュー号やスティングレイ、山田模型のヒット作〈ビックリ分解自動車〉を復刻したりしていますが、中でも相原模型の金型を引き継いで発売された、日本の城や兜、甲冑のプラモデルは、好評を得て現在まで続くロングセラーとなり、新製品も開発されています。

　お城のプラモデルは他社にもありますが、童友社の名城シリーズは姫路城、大阪城、名古屋城、熊本城といった定番に加え、現存しない江戸城天守閣や安土城などの復元模型をラインナップ。スケールは統一されていませんが、天守閣を中心としたスタンダード版、城郭の内外や周辺の景観まで含めた情景モデル、屋根に金めっきパーツを使ったゴールド版など、多様なキットを発売しています。7×10cmほどの小さなベースサイズで塗装済みの完成品〈城郭コレクション〉も用意。ヨーロッパの城もあり、ルードヴィッヒ二世のノイシュバンシュタイン城が1/220スケールでモデル化されています。

　城を含めた伝統美のカテゴリには、そのほか日光東照宮の陽明門、金閣寺、五重塔付きの浅草寺や興福寺など。金メッキ部品を多用し本物の紐や鈴でデコレーションする豪華な「江戸神輿」、屋形船に人力車。名将の兜や甲冑、さらには刀まで。他に類を見ないという意味でカワイの〈風物詩〉やアリイの〈昭和の歳時記〉、ニチモの楽器プラモデルに匹敵するシリーズです。ユニークといえば、レオナルド・ダ・ヴィンチの発明品16種類の塗装済み組み立てキットもあり。

　一般的なジャンルでは、空自機や九六式艦戦、零戦などの1/72モデル。旧車コレクションの〈ノスタルジックヒーローズ〉。1/250の大和・武蔵ほか艦船の大型モデル、Uボートやイ号から新型艦まで揃えた1/700〈世界の潜水艦シリーズ〉など。 　20世紀も末になって、記念すべきマルサン製ノーチラス号の金型が現存していたことがわかり、童友社によって復刻が果たされました。国産プラモデル50周年となった2008年にも再発売されています。