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ロレックスサブマリーナはどういったモデルなのでしょうか。完全防水を追求し続けてきたロレックスは、油田探索などといった世界の海底調査が活発となってきた1950年代に本格的なダイバーズモデルであるサブマリーナを誕生させました。ダイバーズモデルとして誕生したサブマリーナは、1953年に発売されて以来、半世紀以上もの間数多くのモデルチェンジを重ねて、常にロレックスのスポーツモデルとして象徴的な存在感を示しています。

1926年にオイスターケースを発明して以降、ロレックスにとっては防水性というのは他のブランドの追随を許さない大切な技術となっていました。ロレックスは1950年代になると、それまで培ってきた防水性や耐久性などといった高度な技術をもとに、プロのための特別な時計の開発へと積極的に取り組むようになりました。こうしたロレックスの特殊モデルとなった最初のモデルが当時としては究極の防水時計とも言われたサブマリーナだったのです。

さて、このサブマリーナの系譜をたどってみると、こんなに多くのリファレンスがあるモデルもないと言えましょう。特に初期には頻繁にモデルチェンジされ、試行錯誤を繰り返しながら進化していったという奇跡がうかがえます。そういった中で現在、ファーストモデルと言われているのがRef.6204です。このモデルは水深100メートルもの防水性能を搭載。潜水時間を計るための回転ベゼルが搭載されており、ちなみに回転ベゼルとはすでに1950年頃に製作されていたターノグラフで初搭載されたものです。このターノグラフが登場したこともサブマリーナの誕生のきっかけとなっています。

さらに同時期には水深200メートル防水のRef.6200や、ファーストモデルと同じスペックのRel.6205なども存在しています。そして1950年代中盤にはクロノメーター仕様のRef.6538が登場しました。1950年代の終わり頃にはRef.5512で初のリューズドガードが装着されると同時にベゼルの操作性もさらによくなるなど、ダイバーズウォッチとしての機能がさらに充実していきました。このロレックスサブマリーナの現行モデルの一つとしてはサブマリーナ　REF.114060があります。