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名城シリーズや甲冑・兜、お神輿のプラモデルで知られる模型メーカーです。赤外線コントロールのヘリコプターを含むラジコンモデルも出していたので、マルチコプターも扱うようになりました。

2013年に発売した「スパイダー」は、中国HUBSAN社製X4の、日本における電波法認証済みモデルです。2.4GHz送信機で、屋外でも飛ばせます。縦横120mmの小さな機体ですが、8分間の飛行が可能。送信機の操作方法は、国内で一般的なモード1ではなく、海外で主流のモード2を採用しました。ラジコン飛行機を飛ばした経験がなく、無線操縦はドローンが初めてという人には、この方が直感的にわかりやすいかもしれません。「スパイダーⅡ」以降の製品では、モード1のモデルも用意されています。「ナノスパイダー」は、HUBSAN H111 Q4の日本版で、京商クアトロックスに並ぶ小ささですが、こちらは電池交換が可能です。

「ドローンシックス」は、その名の通り6つのローターで飛ぶヘキサコプターです。大型の業務用ドローンではヘキサやオクトコプター（ローター8基）も珍しくありませんが、ホビー用の手のひらサイズでは少数です。TEADのALIENと違ってカメラは非搭載です。

「スコープアイ」は、スパイダーと同程度の機体に100万画素のカメラを内蔵しています。「スカイショット」のカメラは30万画素ですが、機体の外形は縦横わずか7cmです。しかし2016年発売の「ピッコロ」はもっと小さく、3cm四方で7.3gですが、これでも30分のUSB充電で5分間飛ばせます。撮影機能はありませんが、他の機体と同じくスピードは3段階に切り替え、今や定番となった宙返り操作も可能です。

一方で大型の機体もラインナップしています。上級者用モデル「ウルトラサンダー」は全長・全幅59cmのクアッドコプターで、ブレードプロテクターと一体化したボディの外縁に沿って数十個のLEDがずらりと並び、飛行時間は7分可能です。オプション装備のカメラもあります。ただし重量は350g。童友社のドローンではこの機種のみ、改正航空法の規制対象となっています。縦横33cmの「ブラックサンダー」ならびに「プラズマサンダー」は200g未満で規制対象外、LEDの電飾は控えめですが、カメラも装着可能です。