京都TOPはラムの毛皮買取を行っています。

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ラムの毛皮は、チベット産、中国産、カラクル種によって、毛質や毛色などが異なっているので、それぞれの特徴をいかした加工をされて使用されています。チベット産は、モンゴル平原で繁殖していたものの変種で、毛足が非常に長く綿毛部分がカールしているのが大きな特徴となっています。綿毛部分が白いことから染色をして使用されるのが一般的です。

中国産は毛質が緩やかなウェーブを描いていてシルクのような肌触りが特徴となっています。透き通るような白い毛色をしていて、染色をすると非常に多くの色を正確に表現することができるので、ファッションアイテムとして広範囲に使用することができます。南西アフリカ産のものをカラクル種と呼んでいて、毛色は黒色が多いのですが、グレーや茶、白色なども存在しています。もともと刺し毛のない品種なので、綿毛の部分が巻き毛の短毛になっています。巻き毛の形状をデザインに利用したアイテムでは、美しい斑紋を見ることもできます。

生まれたばかりの羊の毛は、食用のものを使用するのが一般的で、黒色、茶色、グレーなどカラーバリエーションが豊富で、カールがゆるいのが特徴です。また婦人用のコート地などに使用されるブロードテールは、カラクル種の未熟児や早産、死産した子羊の素材を使用していて、黒く短い毛足が非常に柔らかいことから高級毛皮として、冬用のファーコートなどに使われています。

この素材はバラエティに富んでいるので、カジュアルなファッションアイテムから、高級婦人服まで幅広く使用されていて、素材としての価格も良質なものと通常のものではかなりの差があるので、産地や染色方法などを吟味して、価格に見合った価値があるのか判断してから購入する必要があります。またブロードテールタイプは高級婦人服、アストラカンタイプはカジュアルなベストやジャケットなどに使われています。日本人にとっても身近な存在の羊毛ですが、産地やタイプによって用途が異なるのも大きな特徴とされています。