京都TOPはオポッサム（フクロキツネ）の毛皮買取を行っています。

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オポッサム（フクロキツネ）は、北アメリカからアルゼンチンまで分布しているフクロネズミの一種で、刺し毛の部分が灰褐色の霜降り模様で、綿毛は美しいクリーム色をしています。毛足は生息している地域によって異なっていて、長めのものから短めのものまで存在しています。毛皮として使用する場合は、天然色を活かしたデザインで利用されることが多いとされています。

オーストラリア及びニュージーランドに生息しているフクロネズミの仲間は、アメリカのオポッサムと似ていますが、全く別種なので、アメリカンオポッサム、オーストラリアンオポッサムと地名を付けて区別されています。オーストラリアに生息しているオポッサムは日本名をフクロキツネといい、色は深い青灰色と茶褐色のものが多く、背中の部分の毛が縮れているという特徴を持っています。

オポッサム（フクロキツネ）は、オーストラリアでは1998年からの毛皮用動物の飼育禁止の法律によって、オーストラリアオポッサムの捕獲や加工が禁止されているので、完全に保護動物として扱われています。流通しているオポッサムを素材とした服飾品の多くは、アメリカ産だとされていますが、オーストラリアで法規制される前に作られたものや、輸出された素材で作ったものは、オーストラリアオポッサムの毛皮として販売されています。しかしオーストラリアで保護されていることから今後は、販売量が少なくなることが予想されるので、希少価値が高まる可能性もあります。

オポッサムで作られたジャケットなどの婦人服は、綿毛の美しいクリーム色と灰褐色の刺し毛の模様が独特の個性を感じさせることから、ナチュラルカラーのまま販売されていることが多いのですが、シルエットがソフトで柔らかい感じなので、黒のレザーグローブなどと相性がよく、冬の定番アイテムとして人気があります。オポッサムのクリーム色の毛色は黒のレザー製品と組み合わせることが多く、リボンなどにワンポイントとして黒のレザーを使用すると上品さを際だたせることができます。