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iPadmini （アイパッドミニ）は、Apple社が開発から販売までを行っているタブレットコンピューターです。 初めて発表されたのは2012年10月23日で、同年11月16日にアメリカにてWi-Fiモデルの販売がスタートしました。 11月30日には日本に上陸し、発売日当日はアップルストアに朝早くから行列ができているのをニュースで取り上げられるなど、注目度の高い製品でした。

iPadminiが登場するまでのiPadは、9.7インチの液晶ディスプレイが採用されていましたが、iPadminiは7.9インチの一回り小さなデザインになっているのが大きな特徴。 片手でも持ちやすく操作ができるデザインを目指して重量は308グラムと、652グラムの第4世代のiPadよりも半分以上本体が軽くなっています。

ボディにはアルミニウム合金とガラスが採用されており、単決勝ダイヤモンドによってエッジ部分がカットされたアップル製品らしいデザインに仕上がっています。 なめらかで高級感のある質感はiPadならではのものとして、他社のタブレット端末とは一線を画しています。

2014年10月に発売されたiPadmini3は、指紋認証センサーの「Touch ID」を搭載、さらにカラーにシルバだけでなくゴールドが追加されました。 そして2014年9月に発売されているiPadmini4は前までのモデルと比べて大幅なアップデートが施されています。

iPadmini4は、iPadAir2でのみ利用できた「Split View」のマルチタスキング機能が使用できます。 これは2つのアプリを画面上に並べて同時に実行できるシステムであり、これによってウェブサイトを閲覧しながら音楽を再生したり、文章作成を行ったりと作業の効率化が可能となっています。

以前はA7チップが搭載されていましたが、iPadmini4からはA8チップを搭載したことでグラフィック機能が6割高速化して、動画編集やゲームなどにおいて最適なパフォーマンスを実行できます。

また、ディスプレイは反射防止コーティング済みのフルラミネートディスプレイを採用。 iPadminiが500万画素のiSightカメラだったのに対し、800万画素のリアカメラにアップグレードしました。 さらに120fpsのスローモーションでの動画撮影が可能など、コンパクトでありながらハイスペックなタブレット端末として常に進化を遂げています。