TOPおもちゃ屋さんはゲーム機の買取を行っています。

ゲーム機について

ゲーム機とは

ゲーム機は、ゲームを動かすための本体を指します。ゲームがソフト、本体がハードウェアという対になっているのが特徴。一般にゲーム機というと携帯用ゲーム機か家庭用ゲーム機を指します。 ゲーム機を日本の市場で売り出された家庭用ゲーム機に限定してみると、最初に発売されたのは1972年の「オデッセイ」（マグナボックス、1972年）です。次いで1970年代後半から1980年代前半に発売された「Atari 2600」（アタリ、1977年）などが第2世代のテレビゲームです。またこの頃は携帯型ゲーム機も多く登場。電卓の技術を応用した電子ゲームが子どもたちに人気となります。

ファミコンから新時代へ

そして1983年、任天堂のファミリーコンピュータが発売。ソフトウェアの製造をライセンス形式にして、ゲーム本体の低価格化に成功しゲーム所有者が爆発的に増加。参入ソフトウェアも次々と増え、結果、現在のテレビゲーム市場の土台を作り上げたといってよいでしょう。その後、メガドライブやPCエンジンなど大手メーカーからゲーム機本体が発売。任天堂は次世代機となるスーパーファミコンを発売します。携帯型ゲーム機「ゲームボーイ」も1988年に発売され、子どもたちの人気を集めました。これらは第四世代のゲーム機ですが、アーケード版格闘ゲームで人気を博したネオジオ（SNK、1990年）も同世代です。

光ディスク全盛

第5世代ではそれまでのROMカセットに代わって光ディスクがソフトウェアに搭載されます。これによってデータ容量が増え、開発におけるコストも低廉化、音質やグラフィックス性能も向上していきます。セガサターンやプレイステーションはこの世代を代表する本体となりました。ここまでで日本のゲーム市場は飽和状態を迎えたといわれています。以降もスペックやグラフィック性能を挙げながら、新たなゲーム機が登場しました。 第6世代ではプレイステーション2をはじめ、ニンテンドーゲームキューブ、ドリームキャスト、Xboxと発売されましたが、プレイステーション2が大きなシェアを占めていました。 2000年代後半に第7世代のWiiやプレイステーション3が、2010年代の第8世代にはWii Uやプレイステーション4などが発売されました。

ゲーム機の魅力

子供から大人まで、最新ゲーム機からレトロゲーム機まで、ゲームの魅力は無限大！

ゲーム機。今では世界中で楽しまれている最もメジャーな娯楽の１つですね。家庭のテレビに接続して大画面で楽しむ「据え置き型」のゲーム機から、手軽に持ち歩いて遊ぶ事ができる「携帯型」まで、ゲーム機を見た事がないという人はもはやいないと言ってもいいのではないでしょうか。

いまでは当たり前のように遊ばれているゲーム機。その誕生秘話をご存知ですか？世界で最初のゲーム機はどれか？という話には諸説ありますが、中でも面白いのが任天堂がファミコンの前に開発した「ゲームウォッチ」です。ゲームウォッチは今の携帯ゲーム機の先駆けのような存在で、任天堂から発売されると国内外で4千万台以上も売れたヒット商品です。発売されたのは１９８０年。ちょうど今のお父さん世代にとって懐かしいゲーム機かもしれませんね。そんなゲームウォッチですが、なんと開発のきっかけが「電卓」だというのはコアなゲームファンには有名な話かもしれません。ある日、任天堂の社員が新幹線の中で暇つぶしに電卓を叩いて遊んでいる人を見かけ、「暇つぶしのできる小さなゲーム機があってもいいんじゃないか？」と発想を得たのがゲームウォッチ誕生の瞬間なのだそうです。そして、社会現象になるほどの大ヒットとなったゲームウォッチの利益によって、任天堂はファミコンを開発する事ができたのだと言われています。日本中で誰もが遊んでいるゲーム機は、新幹線で電卓を叩いて暇つぶしをしていた誰かがいたから今があると言っても過言ではありません。

最新のゲーム機としては任天堂のWiiUやニンテンドー３DS、ソニーのプレイステーション４やプレイステーションVitaなどがあります。これらのゲーム機の売り上げ台数は２９００万台以上と言われており、実に日本人の４人に１人が何かしらのゲームを持っている事になります。一家に一台と言っても通用する数字ですね。

しかし、人気があるゲーム機はそうした最新機種ばかりではありません。ここ数年はゲームユーザーの中にもレトロなゲーム機を集めたり遊んだりする事を趣味とする愛好家が増え、ファミコンやスーパーファミコン、ゲームボーイやメガドライブといった往年のゲーム機とソフトの収集を日課とする人達も日々増えています。

最新のゲーム機からレトロなゲーム機まで、一体何が人々を惹きつけるのでしょう？

最新のゲーム機の魅力は、やはりなんと言っても最先端のゲームを遊ぶ事が出来る事でしょう。毎月のように発売されるゲームソフト。その中には日本だけで何100万本もの売り上げを記録する大ヒット作も続々と登場しています。遊びの流行に敏感な子供達が学校の休み時間に人気ゲームの話で盛り上がるのはいつの時代でも一緒です。子供も大人も自分のお目当てのゲームの発売日を首を長くして待っては、発売と同時に親や家族に注意されてもやめられない位に熱中して遊ぶのです。

一方のレトロなゲーム機の魅力については様々な意見があります。レトロゲーム機を愛する人の数だけ魅力があると言っても良いでしょう。その中であえて１つ魅力を上げるとしたら「古いゲーム機には限られた条件や性能の中で知恵を絞って遊びを作り上げた創意工夫が詰まっている」事だと思います。最新のゲーム機が「表現できないものはない」と言ってもいいほどに高性能なのに対して、レトロゲーム機は最新のものよりも性能が劣っています。しかし、その性能というハンデの中で「どれだけ人を楽しませる事ができるか」を追求して作られたゲームの数々には、最新のゲーム機では味わえないような奥深さすら感じる事があるのです。

ゲーム機には様々な魅力が詰まっています。その魅力は最新のゲーム機だけに留まらず、レトロなゲーム機の中にも今なお色褪せずに存在しています。

新幹線の電卓から始まったゲーム機の歴史は今なお現在進行形で発展を続けています。 最新のゲーム機で最先端の技術を体験するか、レトロなゲーム機で人間の創意工夫の結晶を体験するか、ゲーム機の可能性と魅力はまだまだ無限大に広がっています。