京都TOP書房ではデアゴスティーニの本など書籍の買取を行っています。

TOPではあなたのデアゴスティーニの本を高額査定で買取します。お電話での無料査定も承っております。 お電話では型番と状態をお伝えいただければ、簡易査定も可能です。 デアゴスティーニの本を売りたいと思ったら、TOPへご連絡をください。

TOPではデアゴスティーニの本を高価買取中です。 デアゴスティーニの本は新品でも、中古品でも高価査定いたします。店舗への持ち込み、出張買取、宅配買取もしておりますので、お気軽にご連絡ください。

　株式会社デアゴスティーニ・ジャパンはイタリアのデアゴスティーニ社の日本法人です。分冊百科やパートワークと呼ばれる形式の雑誌の出版社として知られています。デアゴスティーニは当初、世界地図の普及を目的にイタリアの地理学者ジョバンニ・デ・アゴスティーニが1901年に設立した地図研究所でした。1959年、マルコ・ポーロが口述した「東方見聞録」のイタリア語訳である「イル・ミリオーネ」をパートワーク形式第一号として出版しました。この雑誌で成功と名声を得ると同時にパートワーク形式を確立します。当初は趣味・実益などの解説書がメインでしたが、21世紀以後は特定の映画・アニメーション・テレビドラマなどの映像作品を題材にしたDVDコレクションなどのサブカルチャー部門の書も多く発売されています。

　現在、デアゴスティーニはイタリア総本社を中心に世界33ヶ国に進出し、デアゴスティーニ・グループを形成しています。ただし、各タイトルの企画は日本ならばデアゴスティーニ・ジャパン社が独自に立案・発刊するといった各国の時流に合わせた運営で、総本社またはインターナショナル本社からのオーダーは特に存在しないと言われています。

　これまでの分冊百科について次のような特徴が挙げられます。時勢に乗ったタイトルばかりでなく、いわゆる「ニッチ」系の人気のないタイトルを取り上げることがあります。単なる冊子がメインの分冊百科だけでなく、CD（音楽関連等）やCD-ROMソフト（パソコンソフト関連等）、作品DVDソフト（映画やテレビドラマ等）などを毎号付録したものや、毎号付録されるパーツを組み上げると最終的に模型等が出来上がる趣向のシリーズなど、付録自体が商品構成のメインとなるシリーズもあります。

　創刊号については特別価格として、第2号以降（通常価格）の半額程度という戦略的価格設定を採っていることも特徴として挙げられます。また、テレビコマーシャル等広報の他、期間限定の定期購読申込者特典や特製バインダー値下げなど、創刊号発売前後に集中的に販促宣伝されるものが多いと言われています。

▼デアゴステーニとは

デアゴステーニは、さまざまなジャンルを取り扱った出版物で、おもちゃ、趣味などをテーマに分冊百科、あるいはパートワークの形をとっています。 1959年に現地で販売されたものは地理辞典で、毎号32ページ×312号の長編でした。 日本では1988年に発売された週間エアクラフトが第一号です。飛行機ファンをターゲットにした構成で、毎号パーツが届き、そのパーツを組み立てていくと最終号にはエアクラフトが完成する形です。

▼代表的なシリーズ

既に日本で発売されているシリーズにおいて、テーマは「模型・組立」「DVD・CD 」「歴史」「 自然・科学 」「ムービー・ドラマ」「アニメ・キャラ」「料理」「実用・語学」 「キッズ・学習」 「アート・デザイン」「鉄道・車・航空」 「昭和」「ミリタリー」といった区分わけがされています。「模型・組立」では最新のものでは週刊マイ3Dプリンタといったタイトルから、レ・グランディ・フェラーリ・コレクション、第二次世界大戦 傑作機コレクション、サンダーバード2号＆救助メカ、昭和にっぽん鉄道ジオラマ、蒸気機関車C57を作る、コンバット・タンクコレクション、ラリーカーコレクションなどのタイトルが発売されています。

▼デアゴステーニの楽しみ方

こうしたタイトルが週刊、または隔週刊で発売され、価格は1,500円前後と決して安くはありません。ただ、パーツ組立型のシリーズでは、一度買い逃してしまったら完成までこぎつけられない可能性が高く、毎回購入する必要があります。デアゴステーニは毎週の楽しみと苦労、そして少なくない投資を続けるという経済的負担の末、最終号までたどり着き、一つの模型を完成させるという、他にはない魅力を持ったおもちゃと言えるかもしれませんね。