京都TOP書房ではミネルヴァ書房の本など書籍の買取を行っています。

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　ミネルヴァ書房は昭和23年9月に創業、昭和27年に設立された京都市に本社を置く出版会社です。主な業務は人文・社会科学、学術専門書、教科書、一般書の出版です。出版している文献の分野については、哲学・思想、歴史・地理、政治・法律、経済・経営、心理、教育、社会福祉、高齢者問題、婦人女性問題、障害児（者）問題、社会、文学など幅広く扱っています。

　ミネルヴァ書房で出版している絵本に関する本には次のようなものが挙げられます。まず、生田 美秋・石井 光恵・藤本 朝巳 編著『ベーシック 絵本入門』が挙げられます。絵本に関心をもつ人が増え、絵本に関する本も次々に出版されていますが、絵本研究の方法に関する本はいまのところ出されていないと言われています。この本は絵本について基本から学びたい人や絵本の好きな人に必携の書として、ミネルヴァ書房のホームページで紹介されています。

　次に、明治から大正期にかけての日本の絵本の歴史を日本の近代化との関係から捉えた専門書として、鳥越 信 編『はじめて学ぶ日本の絵本史Ⅰ絵入本から画帖・絵ばなしまで』『はじめて学ぶ日本の絵本史Ⅱ　15年戦争下の絵本』『はじめて学ぶ日本の絵本史Ⅲ　戦後絵本の歩みと展望』が挙げられます。シリーズ「はじめて学ぶ日本の絵本史」を通して、絵本の歴史と絵本研究のさらなる発展を目指すことに貢献しています。

　次に、福岡 貞子・伊丹 弥生・伊東 正子・池川 正也 編著『多文化絵本を楽しむ』を取り上げます。この本では、事例を通して子供向けの多文化理解の絵本の内容と有効な使い方を紹介しています。テーマを多文化理解に的を絞ったことが特徴として挙げられます。子供向けに多文化を説明する際、この本は参考になると思われます。

　ミネルヴァ書房の絵本の中から何冊か取り上げました。ミネルヴァ書房の絵本の特徴として、絵本をテーマにした学術研究のための専門書が多いことが挙げられます。絵本について研究している人、絵本について教育の現場での事例が知りたい人にオススメです。