京都TOP書房ではフレーベル館の本など書籍の買取を行っています。

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　株式会社フレーベル館は1907年（明治40年）に創業しました。その後、1920年（大正9年）に株式会社フレーベル館に改組されました。フレーベル館のホームページによると、「フレーベル館」という名称は、ドイツの教育学者フリードリッヒ・ウィルヘルム・Ａ・フレーベル（1782-1852） の名に由来します。フレーベルは世界で初めて幼稚園を創設し、保育士養成所を開いた人物として知られています。

　また、現在の積木の原点である「恩物（おんぶつ）」を考案・製作、そして理論化に成功しました。こうした偉大な業績によって人々から、フレーベルは「幼児教育の父」と呼ばれています。これまでのフレーベル館について、1959年にフレーベル少年合唱団の結成、1961年にトツパンの出版部門とフレーベル館との合併をしてから絵本に力を入れるようになりました。

　1973年には、あんぱんまんが「キンダーおはなしえほん」に初めて登場しました。その後、1988年に「それいけ！アンパンマン」が日本テレビ系列でテレビアニメーションとしての放送が開始されました。1989年にアニメ映画「それいけ！アンパンマン　キラキラ星の涙」が公開され、2003年にはアンパンマンが出版されてから30年目に、テレビ放映・映画化されてから15年目になりました。2009年に「それいけ！アンパンマン」キャラクター数1768体でギネス認定されるなど、現在も広く国民に親しまれています。

　また、アンパンマン以外ではウォーリーでも知られています。1987年に「ウォーリー」シリーズ第1巻「ウォーリーをさがせ！」を刊行し、大反響を呼びました。1991年には「ウォーリーのえほん」が空前の大ヒットとなりました。その後、ウォーリーのシリーズはいったん休刊していましたが、2010年​に「ウォーリーをさがせ！」が4年ぶりに発刊されました。

　フレーベル館の絵本として、アンパンマンとウォーリーシリーズを取り上げました。これらのシリーズ以外の絵本についても、様々な絵本が揃っています。書店などで見かけたらぜひ手にとってご覧になってみてください。