家電買取専門店京都TOPでは新品・未使用品・中古家電製品、バイデザインのテレビの液晶テレビなど家電の買取を行っています。

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バイ・デザイン社は、デルコンピュータ(現在はデル)の日本法人等の社長を務めた飯塚克美氏が2003年に立ち上げた薄型テレビの販売を主に行っていた企業でしたが、2011年に破産手続き開始、2012年に破産廃止されています。 バイ・デザイン社は自社の液晶テレビの5つの特徴として、低価格、高性能、世界標準、サポート、デザインを掲げていました。以下に各特徴のポイントをまとめます。

(1)低価格 デル流の「ローコストオペレーション」を採用する事により、人件費や宣伝費などの余計なコストを削減し国内他社の液晶テレビと比較してかなりの低価格を実現していました。 特に広告に関しては自社のウェブサイトのみで行うなど徹底的に経費を削減していました。

(2)高性能 大手液晶メーカーの高画質液晶パネルの搭載やD4端子の搭載にも積極的でした。重要なパーツには費用をかけている印象があります。

(3)世界標準 現在では特別な事ではありませんが、バイ・デザイン社は当時珍しいファブレス企業でした。 ファイブレス企業とは自社工場を持たずに、自社では製品の設計や企画だけを行い、生産は協力会社に依頼する形の企業です。 バイ・デザイン社では主に中国企業と提携して液晶テレビの製品を生産していたようです。

(4)サポート ファブレス企業であるものの、日本の国内企業であることにこだわりを持って、サポートにも力を入れていました。 当然、国内企業と同様に液晶テレビには1年間無料保証も付けられていました。

(5)デザイン デザインに関しても、液晶テレビ本体にはアルミ材を使用するなど質感も重視していました。リモコンなども細かい箇所にも気を使っていたようです。

更にもう一つの特徴として、バイ・デザイン社はハイビジョン対応ではないアナログチューナーを搭載した液晶テレビを、大手電機メーカーが販売を終了した後も長く販売していました。 これらの液晶テレビはデジタルチューナーを搭載した液晶テレビよりも価格が安かったため、店頭や病院等で見られるインフォメーション表示用のディスプレイとして使用されることが多かったようです。