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デジタルハイビジョンの放送は、1920x1080、1440x1080の画素数の放送が主ですが、フルハイビジョン(フルHD・2K)テレビとは、 この1920x1080ドットのハイビジョン映像をそのまま表示できるテレビの事を指します。 一方、画素数が1366x768、1280x720のパネルを搭載しているもテレビをハイビジョンテレビと呼ぶことが多いようですが、 これらのテレビはデジタルハイビジョンテレビの放送をそのまま表示出来ないので、放送をスケーリング処理して表示されることになります。 このために一般的にフルハイビジョンテレビよりも画質が下がります。

現在テレビを購入する場合、フルハイビジョンテレビを購入するか、4Kテレビを購入するかは、同一画面サイズであっても価格差があるためとても迷われると思います。 今後2020年の東京オリンピックを見据え、家電メーカが新規に発売するテレビは4Kテレビに、衛生放送は4K放送に移行していくと考えられますが、 現在放送されている放送はほぼハイビジョン放送であり、4K放送は試験的なものを含めごく一部です。

もちろん、予算に余裕があれば4Kテレビを購入するのがベストだと思いますが、大画面のフルハイビジョンテレビは現在値崩れしている感があり、 安価で大画面を購入したい場合にはフルハイビジョンテレビの購入するのも「あり」だと思います。 ただし、今大画面ハイビジョンテレビを購入するのであれば、視聴環境などを今一度チックするのが良いと思います。

最も考慮する必要があるのはテレビまでの視聴距離です。例えば、50型の大画面液晶テレビを2m位の視聴距離で見てしまうと、画面はかなりざらついた印象があるかもしれません。 これはより小型の32型のテレビに比べると1つの画素サイズが大きくなってしまうためです。 この様に近い距離で大画面のテレビを見たい場合には4Kテレビがおすすめです。4Kテレビの画素サイズは同サイズのフルハイビジョンテレビの画素数の1/4になるため、 ざらつきは感じられなくなります。 逆にある程度テレビまでの視聴距離を取るのであれば、フルハイビジョンテレビで全く問題ありません。