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VIERA(ビエラ)は、パナソニックが2003年から使用しているプラズマ及び液晶テレビ、ポータブルテレビのブランド名です。 なお、VIERAは、VISION(映像)のVIとERA(時代)を組み合わせから作られた造語です。

もともとVIERAは、大型テレビはプラズマ方式のパネルを使用し、中小型テレビは液晶パネル使用したものをラインナップしていました。 パナソニックは国内でプラズマディスプレイをパイオニア等とともに牽引するメーカーで、プラズマディスプレイの自社工場も持ち、 プラズマディスプレイの生産から自社テレビの生産までを行う垂直統合型のメーカーの代表でした。 しかし、世界的に液晶ディスプレイとプラズマディスプレイのシェアは広がり、2013年にはVIERAのラインナップからもプラズマディスプレイを搭載したテレビは消える事になりました。 ただし、国内ではパナソニックがプラズマディスプレイを搭載したテレビを最後まで販売していたメーカーでした。 このため、現在のVIERAの大画面テレビは、主に海外メーカの液晶パネルを搭載したモデルとなっています。

その他のVIERAの特徴として、パナソニックのAV機器同士をHDMI接続で接続して1つのリモコンで全ての機器を操作可能なビエラリンクや、 ホームネットワーク等のネットワーク関連機能、テレビでのYoutube視聴等もVIERAは他社に先駆けて導入していました。 また、SDカードスロットもパナソニックの製品らしく以前は全てのVIERAに搭載されており、デジカメで撮影し画像等をテレビで見ることが可能でしたが、 最近の機種ではコストダウンのためか省かれている機種が多いようです。

液晶ディスプレイを搭載するVIERAの特徴の1つは、パナソニックがプラズマディスプレイ搭載テレビを最後まで発売し続けたメーカーであることもあり、 プラズマディスプレイの優れた点を液晶ディスプレイでの再現している点です。 他社とは少々異なる、鮮やかな色彩再現が好きな方にはVIERAシリーズはお勧めの液晶テレビです。