京都TOP TOOLSはブラック＆デッカーの工具の買取を行っています。

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ブラック＆デッカーは、アメリカのメリーランド州に本社を構えている電動工具メーカーです。親会社は2010年にスタンレー・ハンド・ツールと合併しており、社名をスタンレー・ブラック＆デッカーとしています。もともとはS・ダンカン・ブラックとアンロゾ・G・デッカーがミルクのボルトキャップ製造機のための工場を設立したのがきっかけ。

そして、1916年に世界初となるピストルグリップ式ポータブル電動ドリルを開発し、世界中にその名を知らしめることになりました。当時の機械加工技術は大型の固定機械のみだったため、ピストル型で持ち運びが可能な工具を発明したのは、非常に革新的な発明であり、この電動ドリルの登場が現在の電動工具のほぼ全ての礎となっています。

さらに1946年には家庭用の電動ドリルを世界で初めて発売し、「Do-It-Yourself（DIY）」をキャッチフレーズとして、アメリカの家庭に日曜大工を普及させる大きな役割を果たしました。しばらく電動工具の開発を担ってきたブラック＆デッカーですが、1957年には電動芝刈り機と植木バリカンの販売を機にガーデニング分野にも進出。また、1971年のアポロ15号による月面着陸の際にはブラック＆デッカーのコードレスドリルが月のサンプル回収のために使用されるなど、世界的に大きな注目をあつめました。

電動工具の大手メーカーとして不動の地位を獲得したブラック＆デッカーは、2000年にハンドソーを開発しています。また、2010年にはコードレスサイクロンハンディクリーナーを作るなどクリーニング分野においても、革新的な製品を数多く世に送り出してきました。日本でも日曜大工やDIYが趣味の一般人に非常に人気が高いメーカーであり、全体を赤と黒で統一したブランドイメージカラーの工具は、多くのホームセンターなどで見かけることができます。

近年では一つで何役もこなせる電動工具が欲しいとのユーザーの声を受け、ヘッド部分の付け替えのみでネジ締めや穴あけ、切断、研磨などのDIYの基本作業全てをこなせるマルチエボを開発。DIYを始めたい人の入門ツールとして広く親しまれています。