京都TOP TOOLSはKNIPEXの工具の買取を行っています。

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KNIPEX（クニペックス）は、ドイツのヴッパータールに本社があるプライヤーやニッパー、レンチや絶縁工具などの製造を行っているメーカーです。クニペックスはプライヤーのスペシャリストとして、「少ない方が良い結果を生む」をモットーに、プライヤーという一つの製品にこだわることで、品質、性能共に世界トップの製品づくりを目指しています。

創業したのは1882年で、工具の作り込みが繊細でデザインやカラーリングが他のメーカーにはない目を惹く製品を数多く提供しています。1900年にドロップハンマーを開発、1973年にはこれまでにないタイプのウォーターポンププライヤーの「アリゲーター」の販売をスタートしました。パイプやナットプライヤーそのものがロックして、なめるのを防ぐセルフロックができるのが特徴で、これにより操作中にハンドルを押し縮める作業がいらなくなったのです。

その後、さまざまな製品を世に送り出している中で、1984年に登場したのがクニペックスの代表的な製品と言っても過言でない、プライヤー「コブラ」です。通常のウォーターポンププライヤのような見た目をしていますが、先端部分のアゴが細かくギザギザになっており、ウォーターポンプやボルトをがっちりと掴むことで、プライヤーが滑るのを防ぐ能力が非常に高いのが特徴。また、先端部分のボタンを押すことでアゴの幅を段階調整ができる手軽さもヒットの理由です。1988年に登場したのが、小型ボルトカッターの「Cobolt」。テコ比を独自の研究データに基づいて、小型でありながら力を20倍まで増幅できる製品でした。

これらのプライヤーのヒットを受けて、1987年にはアメリカ、ロシア、中国に営業支店を設立して輸出規模を大幅に拡大しています。そして、クニペックスは2007年に創立125周年を迎え、800人の従業員がプライヤーを一日に45000個も製造しており、2012年には1300名以上にまで従業員が増加しました。また、ドバイ支店が設立されるなど、世界の100か国以上でクニペックスの製品が愛されています。