京都TOP TOOLSは株式会社ベッセルの工具の買取を行っています。

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株式会社ベッセルは、VESSELブランドの工具メーカーで知られている企業です。本社は大阪府大阪市にあり、主に製品をホームセンターに出荷しており、比較的安価で入手できることから一般人を含めプロにも愛用者が多いという特徴があります。主力商品であるドライバーは、日本国内ドライバーのトップブランドとして国内シェア約60%を占めていることでも有名。

ベッセルは1916年に田口儀之助が生家の納屋を改造したところを作業所として「田口鉄工所」を設立したのが始まりです。当初からドライバーの生産を行っており1937年には木柄貫通ドライバーを開発しました。1950年に国産初となるプラスドライバーを開発、さらに1952年には樹脂製柄（ユーライト）ドライバーを世に送り出しています。さらに、1954年に射出成型プラスチック柄ドライバーを販売、1975年に世界初の多色成形グリップを採用した「サンラインドライバー」を開発し、日本のみならず他国にも販売を行いました。そして、1984年にできた「ボールグリップドライバー」は、世界的な大ヒットを記録しドライバーのトップブランドの地位を不動のものとしています。

安全性の高い工具を提供するとして、使用者やその周辺にいる人物への機械安全、振動や騒音、電撃やノイズといったリスクアセスメントを実施。安全評価試験のみをクリアした工具を世に送り出しています。現在のベッセルの名に変更したのが1962年のことで、ベッセル工具株式会社として事業を展開していき、1974年に現在の社名である株式会社に変更しました。ドライバー以外にも、さまざまな分野の製品開発を行っているメーカーでもあります。

1973年に起きた第一次オイルショックでの経験により、ドライバー一筋のままだと景気に売り上げが左右されることから、新たな分野に事業展開するとして、銀行や病院などの順番待ちシステム「Qシステム」を開発・発表。これを機に、ドアアラームやマドバンスといった防犯商品、さらには静電気対策品のドアバンス、EPAフローリングマットなども手掛けています。