滋賀TOPスポーツはサーフィン用品の買取を行っています。

サーフィンは、波乗りともいい、サーフボードに載って波の上を滑走するスポーツです。古代にハワイやタヒチに住んでいた海の民と呼ばれるポリネシア人が、カヌーでの漁の帰りに出くわす波に上手に乗ったことが娯楽に発展したと考えられています。18世紀の探検家ジェームズ・クックがタヒチとハワイでサーフィンを目撃したと航海日誌に書いたことで、ヨーロッパから人々が押し寄せ、宣教師たちが布教の妨げになるとしてサーフボードを取り上げてしまいました。20世紀初頭にワイキキでサーフィンが復活し、五輪で水泳選手として活躍したハワイのデューク・カハナモクが、訪れた先々でサーフィンを広め、「近代サーフィンの父」と呼ばれました。サーフィンは世界各地で発展し、サーフボードやテクニックが進化していきました。日本のサーフィンは、1960年頃アメリカ人が湘南や千葉の海でサーフィンを楽しんでいるのをまねたのが始まりと言われています。

サーフボードは主にポリエステル樹脂とウレタンフォームで作られます。一般に長さが9フィート（約270cm）以上をロングボード、6.5～9フィート（約200～270cm）をファンボード、それ以下をショートボードと呼びます。幅は18～22インチ（約46～56cm）厚みは2～3インチ（約5～8cm）ほどですが、長さ、幅、厚み、形、反りなど好みに合わせてオーダーメイドするのが一般的です。大きくて厚いほど安定感が増しますが小回りがきかず、小さくて薄いほど不安定ですが切れの良いターンなどの技を駆使することができます。ボードの裏面にはフィンまたはスケッグと呼ばれる舵取りの役割をするヒレ状の突起物が取り付けられます。1枚であれば安定性があり、枚数が増えるほど機動性が増します。様々な技を駆使するショートボードでは一般に3～5枚取り付けられます。

世界大会は、プロサーファー連盟ASPが主催するWCT、WQS、WLTがあります。WCTはショートボードの1次リーグ、WQSは2次リーグ、WLTはロングボードリーグです。2015年に大原洋人が日本人で初めてWCTに出場しました。ラウンド2で敗退しましたが、出場したことが快挙でした。国際サーフィン連盟ISAが主催する世界選手権WSGに選手を派遣することが発表されました。

Open Menに新井洋人（あらいひろと）、石川拳大（いしかわけんた）、大野修聖（おおのまさとし）、仲村拓久未（なかむらたくみ）、Open Womenに大村奈央（おおむらなお）、田代凪沙（たしろなぎさ）です。 国内大会はプロのJPSA日本プロサーフィン連盟が主催するALL JAPAN PRO、アマチュアのNSA日本サーフィン連盟が主催する全日本サーフィン選手権大会が有名です。

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