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「CPU」は「Central Processing Unit（セントラル・プロセッシング・ユニット）」の略であり、パソコンの処理装置として使われている電子回路のことです。 訳すると「CPU＝中央処理装置」という意味で、パソコンの中止として全体の処理や計算を行っているパソコンの頭脳にあたる部分です。 そのため、CPUが高性能なものであればパソコンもハイスペックになり、性能に直結する存在なのです。

CPUはタイルのような平たい形をしており、色は黒、緑、シルバーなどが主。 裏面にはトゲトゲとして突起があり、このトゲがCPUをはめこむマザーボードに合わせてはめ込むことで使用します。 CPUは電力消費が激しく、使用中は高熱を発するためそのまま使い続けていると焼き切れた破損してしまいます。 そのため、CPUの付近にはCPUファンという扇風機が取り付けられており、ファンで風邪を送ってCPUの熱を冷やしています。 この熱はCPUにとってとても重要な問題であり、熱がこもることで処理速度が遅くなり、パソコンの動作に影響を及ぼしてしまうのです。

CPUはクロック数によって性能を確認することができます。 このクロック数は「○○GHz（メガヘルツ）」という単位で表され、数字が大きいものほど処理速度が速く高性能なCPUです。 最近では「ターボブーストテクノロジー」という機能がCPUに搭載されており、CPUのクロック数が使用中に可変する仕組みです。 そのため、例えば2GHzのCPUを搭載していた場合、パソコンの作業が少なく負荷がかからない時は1GHzと少なく動き、高負荷がかかっている時は3GHz近くのクロック数で動作が行われているのです。 なので、現在のCPUのクロック数は「定格○GHz（基準）、最大○.○GHz」という併記が一般的。 CPUを選ぶ際は最大部分に着目して、より数字の大きいものを選ぶようにしましょう。

CPUは「インテル（Intel）」と「AMD」の2社が販売を行っています。 それぞれ取り付け部分の形状が異なるため、例えばインテルを搭載しているパソコンにAMDのCPUを取り付けることはできないため、購入の際は注意が必要です。 インテルのCPUはゲーミングパソコンに搭載されることが多く、AMDは写真や動画などグラフィックに特化したパソコンに搭載されています。 そのため自分の使用環境に合わせて、どちらのCPUが良いのかを判断しましょう。